2009年12月19日土曜日

V-Flash ディスカバリー・チャネルTVに登場!

米国メジャーTVチャネルのDiscovery Channelの”Daily Planet"番組で、
弊社のV-Flash 3Dプリンターが登場しました!

グローバル・マーケティングVPのCathy Lewisが
3Dプリントとデスクトップ造形の可能性について紹介しました。

番組のビデオをご覧ください




日本での発売開始も、もうじきです。

ご期待ください。

2009年12月11日金曜日

SLS と造形美

Studio Drorが3D SystemsのSLS装置で作った、
不思議で美しいスタンドカバーの映像です。

何百もの複雑な格子の隙間から漏れてくる光の様子や
簡単に折りたたみ <-> 展開ができるフォルムが素敵です。

格子の間には小さなヒンジが組み込まれていて、そこが可動します。
もちろん、すべては積層造形技術で一体で成形されたものです。

"Design Miami" というショーで展示されたとのことです。





Collapsing Volume.MGX from Studio Dror on Vimeo.


http://vimeo.com/7906019



Volume.MGX from Studio Dror on Vimeo.

2009年12月8日火曜日

ProJet ビデオ 続々と

ProJetの紹介ビデオが続々と公開されております、是非ご観賞ください。


「イグアス様 制作 HD3000」
 わかりやすくポイントを絞った日本語の解説+ユーザ・インタビューを交えた
 プロフェッショナルビデオのダイジェスト版です




「松村金銀様 制作 CPX3000 ワックスプリンタ」
 お嬢さんの笑顔とともに癒されてください・・・
 ProJetのクライアント・ソフトのご説明も、お見逃しなく。




「3D Systems 制作 HD3000」 先ほどとは打って変わって、たくましいお兄さん(デレク・ジョンソン)が登場です。でも、デレクは本当に頼りになるプロダクト・マネージャなんですよ :-)


2009年11月25日水曜日

Digital Communications Forum 2009

来る11月27日(金)に大阪の毎日新聞ビルのオーバルホールにて開催される、「DAS Digital Communications Focum 2009」にて、ProJet HD3000の実機展示がございます。

このフォーラムでは、ソリッドワークスジャパンやマッキンゼーその他の方々の講演、事例紹介、パネルディスカッションが予定されております。

詳しくは公式ホームページまで。

2009年11月18日水曜日

Euromold 2009 へのご招待

12月2日から4日まで3日間、ドイツのフランクフルトにてEuromold 2009が開催されます。
http://www.euromold.com/


Euromoldは世界で最大級の製造、設計開発、デザインなど物づくり系の国際見本市です。3日間で58,000人以上の来場者があります。

弊社スリーディー・システムズも、例年通りこの展示会に出展します!



★Euromoldに参加される皆様にお知らせです。

スリーディー・システムズでは、12月2日(水)18:00-19:00pmの間、弊社ブース(ホール11, ブース#D46)にてシンプルなパーティを予定しております(ワインやチーズがある、かもしれません)

いくつかのニュース、アナウンスそして特別ゲストを予定しております。
ProJet 5000”新製品”もいよいよ発売開始です。

Euromoldにご参加の方は是非お立ち寄りください!!

2009年11月10日火曜日

東京デンタルショーで感じた事

11月8日に東京デンタルショーに参加しました(東京ビッグサイト)
http://www.daitokyo-kumiai.or.jp/show2009/

最近デンタル分野でのRPの応用が非常に活発になってきています。
会場でも、いち早くCADCAMの出力として3D printer(DP3000)を活用されていたデンツプライ三金さんのブースで、RPという概念を説明するために、モンキーレンチなどの稼動型のサンプルを展示されていたのが面白かったです。確かに、「削る」、という概念はわかる方が多いのですが、「樹脂を積み重ねて形状を作る」、という概念はなかなか説明しずらいですね。

また専門セミナーでは、歯科技工士でもいらっしゃる
「協和デンタルラボラトリー 代表取締役 木村 健二先生」の講演を拝聴いたしました。

補綴技工に応じた「セルコンCAD/CAMシステム」の進化、という題目でしたが、今非常に動きの早い、またホットはdigital dentistry, dental CAD/CAMをテーマとした最新情報は、大変勉強になりました!!

特に、口腔内スキャナ(Oral Scanner)という、患者さんの口の中の状態を非接触で3Dスキャンするものが4メーカから既に出てきていることや、

第三世代のCADCAMは、ジルコニアの切削加工以外に、メタル用wax upにも対応していることなど
(ここで弊社のDP3000が登場!)

他にもインプラント製作用システムとして画期的なものが近々発表されるらしいこと、など、盛りだくさんでした。

そして今後の歯科技工界について、

・充実した設備を有する大型ラボと、スペシャリストを有するクオリティの高い小規模ラボに二極分化
・歯科の国際化が進む、日本の技工士も海外で活躍できるチャンス
・技術のskill upをしていない歯科技工士は淘汰される

 「今はまだ使えない」と言っているとそのうちに取り残される
 大きなラボでこれを本格的に使われたら小さなラボは負ける

といった大きな流れに対して危機感を訴えていらした点は、大変印象に残りました。

そして、今考えないとならない事として、

 何が本当に残るのか??
 信用できる仲間、メーカは?

という問いかけをお聞きした時に、
”弊社も信用されるメーカ・仲間にならなければいけない”と強く感じました。

2009年11月5日木曜日

ProJet HD3000 サポート除去方法(映像)

ProJet HD3000の大きな特徴であり強みの1つは、
「サポート除去の簡単さと手間要らず」 のところです。

サポートはワックス材で温度の調整だけで溶かすことができます。
溶かしている間は誰かが付きっ切りになる必要がないので、
他の仕事ができます。

ワックスだとベタベタすると思われがちですが、
室温で固まり、そのまま「ポン」っと捨てられて便利です。
皮膚についても害はないですし、基本的に燃えるゴミでokです。

システムの操作からサポート除去までを
紹介したビデオがありますので、どうぞご覧ください!


2009年11月4日水曜日

高臨場感ディスプレイフォーラム2009  ご案内

[お知らせ]

11月6日(金)工学院大学にて「高臨場感ディスプレイフォーラム2009 」が開催されます。

このフォーラムの一番最後のセッションにて、ProJetユーザのソクラ様が
  「立体出力技術が招く未来 ~バックヤードビルダーの復権~」
というタイトルで講演されます。

このフォーラムは入場無料です。
他にも色々な興味深い講演が一度に聞けますので、どうぞ皆様、ご参加ください。

http://wwwsoc.nii.ac.jp/iieej/trans/247kaisai.htm

テーマ: 臨場感とは何か?
日時:2009年11月6日(金)9:00~17:25

プログラム:

■ 招待講演Ⅰ (9:00~10:45)
1. 「3Dファクシミリ」   國田  豊(NTT)
2. 「超解像ディスプレイ」  奥富 正敏(東京工業大学)
3. 「ディスプレイの動画表示性能と臨場感 ~臨場感の一要因としての動画性能~」栗田泰市郎(NICT)

■ 招待講演Ⅱ (10:55~12:40)
4. 「触覚を活用する高臨場感メディア」  篠田 裕之(東京大学)
5. 「より良い音楽表現のための空間音響制御」  池田 雅弘(ヤマハ)
6. 「プラズマチューブアレイを用いた超大画面フィルム型ディスプレイ」 篠田傳(篠田プラズマ)

■ 招待講演Ⅲ (13:40~15:30)
7. 「リアルバーチャリティー」   栗田 正樹(ソノーク)
8. 「グローバルなCG市場と今後の展望」 石丸 健二(ポリゴン・ピクチュアズ)
9. 「顔や表情表現のリアリティ(仮題)」   森島 繁生(早稲田大学)

■ 招待講演Ⅳ (15:40~17:25)
10.「7.22皆既日食の4K超高精細全天映像伝送」  荒川 佳樹(NICT)
11.「ロボット技術と高臨場感技術」   味岡 義明(エッチャンデス)
12.「立体出力技術が招く未来 ~バックヤードビルダーの復権~」中根 剛(Socra)

2009年10月24日土曜日

セミナーのご案内です!

3次元モデラーで仕事が変わる
『高解像度・微細造形  PROJETのご紹介』

■2009年11月16日(月) 14:00 ~ 15:30
■主催 株式会社イグアス
■アジェンダ
 セッション1 「新製品開発のコストダウンのために3次元モデラーができること」
 セッション2 「実機を用いた操作説明と作製後のマテリアルご紹介」
■開 催 会 場  株式会社イグアス セミナールーム
 〒108-8317 東京都大田区蒲田5-37-1 ニッセイアロマスクェア15F
■定 員 50名 
■受 講 料 無 料
■お 申 し 込 み
 http://www.i-guazu.co.jp/event/20091023.html

よろしくお願いします!

2009年10月20日火曜日

外科手術支援ロボット プロトタイプ事例 Robots 'to revolutionise surgery'

以下のBBCのウェブサイトにて、医療用の外科手術支援ロボットの試作を3DモデラーInVision + SR200で行った紹介ビデオがご覧いただけます。

将来体内で活躍する、かもしれない、小型で自由度の高いロボットの動きにご注目ください。

http://us-rh-ex01.3dsystems.com/exchweb/bin/redir.asp?URL=http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/8238088.stm





Scuola Superiore di Sant'Anna インタビュー内容

ミケレ・マルケサン(3-D Printing事業部 副社長) より、先日のロボットのビデオに関するコメントがありました。英語ですが、ご覧ください:

The other day watching the Italian evening news (TG1 is the same as CBS News) I nearly fell off my chair, they were interviewing Scuola Superiore di Sant'Anna who's our customer using our printer since many years.

Scuola Superiore di Sant'Anna is a prominent university in Italy with collaborations with universities in USA and other countries and they have received prime time attention to showcase their latest development in robotics applied to different fields from military to biomedics to biology.

During the clip they introduced their studies on robotics and they showed some prototypes:
As you can see from the video attached there are two specific applications with Multi Jet Modelling parts and they are both impressive!

In one case there is a jumping cricket which we could use about parts resistance. Not to mention the carling used to study muscle/eye coordination. The most astonishing thou is a little device which like a submarine works underwater with propellers et al!!!! I can hardly imagine any other printer that could do that.

These are the main bullets of the video:
· Micro Robots sophisticated systems produced by Research centre Institute of Pisa Italy
· Mechanic insects able to dig under the rest of the quake, artificial carling to study human body, these are the micro robots produced from Scuola Superiore Sant’Anna of Pisa in Italy
· Mr. Cesare Stefanini- Engineer of Scuola Sant’Anna said:
-These robots could be used like spies at enemy’s home-
· Mrs. Gabriella Bonsignor- Biologist of Scuola Sant’Anna said:
-By studying the behaviour of this carling robot we are able to better understand the coordination between eyes and muscles of the human body.
· Mr. Giuseppe Tortora, biomedical engineer of Scuola Sant’Anna said:
-This micro robot, controlled by a joystick, will be used by doctors in the future to pilot a endoscopic capsule in the stomach to acquire images and to make a diagnosis-

Overall this is a great video.

2009年10月15日木曜日

楽しい試作ロボットが、テレビで放映されました


TG1 というイタリアの放送局で、「Scuola Superiore di Sant'Anna(イタリアの大学で長年のユーザ)」の取材があり、弊社の第二世代3Dプリンタの"InVision"で作った様々な最新型小型ロボットが紹介されました!
バッタのように跳躍する昆虫型ロボットや、水中を自由自在に泳ぐ海蛇のようなロボットなど、なかなか可愛らしい動きです。
注目 - 結構振動が加わっても、また水の中であっても、この材料(VisiJet SR200)で作った試作品は、問題なく稼動実験ができるのでした。 そして、水中を移動する潜水艦のようなロボットの筐体には、なんと3Dプリンタで作ったちっちゃなミニ・プロペラも付いていて、けなげにもしっかり動いております・・・
Enjoy!
(でも何を言っているのか全く不明。イタリア語がわかる人、教えて欲しいです・・)

2009年10月2日金曜日

3Dproparts オンラインRP-RMサービス 本日リリース

http://www.3dproparts.com/ アメリカで本日プレスリリースされた、弊社の新しいRP造形サービスです。 様々な材料や積層造形方法(SLA, SLS, 3D Modeler, 3D printer)による 試作から少量ロットの生産までを、 24時間オンラインでオーダーを受け付け、 さらには、"overnight"で(一晩で)作ります・・・! メニュの"Instant Quote"でアカウント登録をしてログインすれば、 誰にでもオーダーできるシステムです。 必要なのは「造形する」対象データ、STLです。 海外からのオーダもFedExやUPSで届くようなので、 これぞと思われる方は、是非お試しあれ。 http://www.youtube.com/watch?v=rsIxY5R7srI

2009年9月25日金曜日

ユーザ事例:US-SPINE 医療インプラント

ProJet™ HD3000のユーザ事例
●ユーザ:米国 US-SPINE社 (フロリダ Boca Raton)
US-SPINE社は、椎間板障害や、脊柱側湾の症状を持つ患者が使う、外科手術用インスツルメンツや脊髄のインプラントなどを製造している医療機器メーカです。製品の試作のために、ProJet HD3000を導入しました。
●エンジニアリング・ディレクタのPeter Harrisのコメント:
「通常プロジェクトのライフサイクルでは、試作品を作ってからラボで医師により解剖死体で評価を行っています。ProJetを導入したことでプラスチックのプロトタイプを内製で作り、これで評価を行い、そのまま製造につなげることができました。
  これによって8週間の時間と、数千ドル(数十万円)のコストを節約できました。ProJetによるプラスチック・パーツが優れているのは、パーツが完全に稼動するので、インプラントやツールのリアルな試作ができることです。
投資の価値は高く、思ったより短期間で投資が回収できそうだと感じています。」
オリジナル英文記事
---> http://blog.3dsystems.com/2009/09/projet-3d-printers-continue-wowing.html

2009年9月19日土曜日

dental lab products - デンタルCADCAM情報誌

デンタル業界の最新動向、技術や製品を紹介した、アメリカの雑誌がwebで読めます。主なデンタル・スキャナーやCADCAMシステムも紹介されています(英語)。


 http://www.dentalproductsreport.com/c/lab-cadcam

2009年9月18日金曜日

3D Systemsのデンタル・ソリューション

3D SystemsのデンタルCAD/CAM ソリューションの紹介webです。 http://www.toptobottomdental.com/index.html

光造形(SLA)、3Dモデラー(ProJet DP)、そして金属焼結システム(SLM)などの技術が、歯科応用の様々な分野で利用されつつあり、さらに広がりを見せています。

デンタルでの適用分野
 ・ワックス・アップ - ProJet™ DP
 ・作業用模型 - iPro™ 8000, Viper™ SLA + Accura® e-Stone™
 ・コーピング、クラウン、ブリッジ - ProJet™ DP
 ・パーシャルデンチャフレームワーク(金属床) - ProJet™ DP
 ・インプラント用ドリルガイド - iPro™ 8000
 ・ダイレクトメタルパーツ - DM 125 SLM
 ・インプラント
 ・歯科矯正 - iPro™ 8000
”積層造形 vs. 切削加工”

ProJet DPによる積層造形は、切削CAMに比べて必要なものを必要な材料だけで作るため、余分な削りかすが出ません。また材料を積み重ねて造形するため、切削エンドミルが入らないようなアンダーカットがある複雑な形状でも、全く問題なく高い精度で造形することができます(金属床など)。さらにDPの材料は、鋳造可能なレジンであるため、ラボで行われている鋳造工程でそのまま利用できます。

様々なデンタル用スキャナやCADシステムと組み合わせて、コーピングを作るという流れがすでに欧米ではできております。日本にもこのトレンドが到来しつつあるようです。

V-Flash プレゼンテーション

V-FlashのプレゼンファイルがYouTubeに出ました。

http://www.youtube.com/watch?v=FLvZOPipFQQ

スライドに使われている写真やイメージが、
結構可愛いくてキレイで、
内容もシンプルでわかりやすいです。

アメリカ的?というのでしょうか。
内容はV-Flashの宣伝ではありますが、
プレゼンの作り方としても、ちょっと参考にしたい気もしました。

2009年9月15日火曜日

時代をノリキレ 3次元データ有効活用セミナー

突然ですが、
株式会社カワイビジネスソフトウエア様主催の

  時代をノリキレ 3次元データ有効活用セミナー

にてProJetをご紹介します。

「3次元CADが必要な理由!」3次元CAD・SolidWorksをご使用いただくことで、様々な"可能性"を見出すことができます。設計ツールとしてはもちろんこと、3次元データをより有効に活用していただく方法をお伝えし、"可能性"を"実現"へ導いていきます。

  ●浜松会場 10月7日(水)  浜松アリーナ

  ●静岡会場 10月8日(木)  ツインメッセ静岡

  ●開催時間 13:30~16:45

開催の詳細内容、お申し込みは
http://www.kbs.co.jp/jp/tabid/218/Default.aspx
まで!

ProJet CPX 3000 事例紹介

Mark Two Engineering社 http://www.marktwo.com/

「精密鋳造向け 高解像度ワックスプリンター CPX3000」

Mark Two Engineering社は、精密鋳造専用ワックス3DモデラーのProJet CPX3000を導入。
会社のスローガンは “We Do Impossible Parts.” (困難なパーツを作る)
難しい製品に対して常にチャレンジしています。

Mark Two Engineering社は、“4th Dimension Technology” というラピッドマニュファクチャリングのプロセスを3D Systemsの3Dモデラーで実現しています。
インベストメント・キャスティングの専門技術を持ち、複雑なパーツをあらゆる方法で鋳造可能にし、金属に置き換えます。
強みはスピード - CADデータをCPX3000でワックスパーツにし、そこから金属製品を作るという工程を高速化、効率化しています。
ProJet CPX3000は、積層ピッチ16ミクロンを実現し、100%ワックスのマテリアルを使う3Dモデラーです。インクジェットのプリントヘッドからワックスの材料をプラットフォームに16ミクロンずつ拭きつけながら、高さ1cmを4時間で造形します。小さなパーツを高速に、そして同時に大量に積層造形していきます。
















(画像:松村金銀店 提供)
シリコンゴムで型を取ったり、ツーリングで金型を彫る必要なく、CADデータを直接精度の高いワックスパーツに置き換えるため、宝飾品のマスター製作、ロストワックス精密鋳造による機械部品や工業製品の開発に効果を発揮します。

2009年9月7日月曜日

V-Flash(R) はこう動きます

ProJet(MJM方式)とは異なり、
V-Flash(FTI-Film Transfer Image方式)は
薄いレジンの液状の膜に対して、下から紫外線を当てて硬化し、
一層ずつ引っ張り上げるようにして逆さまに造形します。

レジンは、右側にあるカートリッジから供給されます。
MJMと異なり、パーツもサポートも単一材料(アクリル系)です。

サポートはソフトウェアで自動的に作ってくれますよ。

2009年9月6日日曜日

Multi Jet Modeling - ProJet はこう動きます

ProJet (MultiJetModeling方式)では、プリントヘッド・アセンブリの下を金属のプラットフォーム(造形台)が前後(X方向)に動いて、その上にプリントヘッドからプラスチックとワックスの材料が一度に吹き付けられて、積層していきます。

時間が経ってパーツが徐々にできてくると、プリントヘッドは上(Z方向)に少しずつ上がっていきます。

なお、この時、プリントヘッド・アセンブリでは

  1. 材料を吹き付ける
  2. 紫外線でプラスチックを硬化させる(一瞬)
  3. 暖めたローラで層を平らにならす

を繰り返しています。

パーツが出来上がると、一番上までヘッドが自動的に動き、手前のカバーのロックが外れて、中のプラットフォームが取り外せ、完成です。

(「こんな高速に動いて、よくあんなに正確に物ができますね・・・」と時々関心されます)

2009年9月3日木曜日

V-Flash サンプルモデル

V-Flash(R)が米国で販売され始めました。  
まず米国、ヨーロッパで先行発売、
そしてアジアから日本での年内のリリースを予定しています。

まだV-Flashのデモ機は国内にないので、
ちょっとプリントアウト♪という訳にいかないのが残念ですが、
とりあえず、どんなモデルができるのか、写真でご紹介しましょう。
                 







ゴルフパッド




 



バイクヘルメット




                






 






CTスキャンデータ




















複数のモデルを造形したところ











 



         






エンジン
















ゴジラ



200万円以下の3Dデスクトップ・プリンタ、如何ですか?
どんなところに使われるのか、楽しみです。

2009年9月2日水曜日

3D Systems Acquires Key Desktop Factory Assets


8月31日付けプレスリリースにて、弊社がDesktop Factoryの資産(パテント)を獲得した、というアナウンスがありました。
Desktop Factoryは米国カリフォルニアにあるベンチャー企業で、なんと$4,995(50万円以下)という低価格の卓上の3D printerを開発していました。
日本では発売されたとは聞いていませんが、とにかく話題の低価格3Dプリンターとして名前を良く聞きました。

このアナウンスは、実は私も結構びっくりしました。ただ、アメリカでは既にV-Flashを販売開始しており、その導入のスピードの速さを考えると、さらに個人向けの低価格3D printerという図が見えてくるのかもしれません。
プレスリリースでもあるように、すぐに今後この技術が製品として出てくることはなさそうですが、3D Systemsの創始者のChuck Hullが開発プロジェクトで主導していくとのことですので、
今後どのような形で発表されるか、どうぞご注目ください。

2009年8月21日金曜日

ジャパン ジュエリー フェアへProJet CPX3000 出展

ジャパン ジュエリー フェア2009にて、ProJet CPX3000が出展されます。

CPX3000は宝飾品のワックスマスターパターンを、積層ピッチ16ミクロンという超高精細でCADデータから直接造形できます。

材料のワックスは原型師さんが使うモデリングワックスに似ており、そのままロストワックス法でのダイレクト鋳造や、真空注型に利用できます。

鋳造の容易さ(残渣ゼロ)、解像度の高さ(顕微鏡で見ないとその細かさはわからないくらい)、さらに生産性に優れた(一度に沢山作れます!)精密鋳造の専用3Dプリンターです。

でも、こんな手作り感の高い商品が、RP技術や3D技術が使われているというのは少し不思議な気がします。

実際、インド、中国(香港)、イタリア、イスラエルなど、ジュエリー業界でRPや3Dを活用しているところはどんどん増えています。

その背景には、使い易いジュエリーデザイン専用のCADソフトの開発と普及があります。

また効率化、生産性UP、少なくなる職人を補うための技術導入、競争力の向上などの理由もあるでしょう。

航空機や自動車など工業分野で一般的になったデータの3D化は、従来職人芸でなければ作れなかったジュエリーのデザインや原型作りにも活用されているのです。

・・・ところで、ジュエリーショーは名前の通り宝飾品のバイヤーのための展示会です。芸能人が参加するイベントやショーも盛りだくさん、とても華やかで、行くだけでドキドキ、ワクワクしませんか?

高級なジュエリーが沢山出展されるので警備も厳しいのですが、事前登録をちゃんとすれば無料で入場できますので、興味のある方は一度足を運んでみてください。

http://www.japanjewelleryfair.com/ja/
  期間: 2009年9月2日(水)~9月4日(金)
  会場: 東京ビッグサイト 東4.5.6ホール

ProJet CPX3000 展示 @「松村金銀店ブース」”ワックス造形機 ProJet での出力サービスと、造形機の販売を始めました。
ワックスでの面造形が可能になりスピードがUPし、ゴム型を切ることが出来ないデザインでも量産することが可能になりました。 無料サンプルを用意しております、ぜひお立ち寄りください。”

2009年8月20日木曜日

初めまして

[背景]

”3Dシステムズの創始者であるチャック・ハル氏は、1987年に世界で始めて『光造形』という技術を製品化しました。これは、金型を作らなくても、データ(CADの3次元図面)だけあれば、そこからプラスチックのモデルができてしまう、という当時は大変画期的なものでした。光造形とは、溶けたプラスチックの上にレーザーをあてると、当ったところだけが固まり薄い膜状のものができ、それを上に積み重ねることで最終的に製品と同じようなプラスチックの形状モデル(試作品)ができてしまうのです。

(ちょっと地層が長い年月積み重なって渓谷や山ができるのに似ていますが、一層一層の形状はコンピュータ技術で自由に変えられるし、もちろん何年ではなく数時間~数十時間でできてしまいます。)

これは当時からモノ作りの流れを根本的に変えてしまう可能性を持っていましたが、実際、光造形技術のおかげで、航空機、自動車、家電、玩具、医療歯科、などなど、生活で接しているあらゆる人工物の試作、製造、そして治療などの方法が大きく変化し、品質の向上、低価格化、短納期化にも貢献しました。そして新しい分野での新しい利用の広がりは、現在も進行中です。
チャックは同時に、この光造形の装置が理解しやすいデータとして、STL(STereoLithography)という、三角ポリゴンの集合体である幾何データのファイル形式を提案、今ではこれが業界標準のファイル形式になっています。
それから22年が経って、光造形は進化を続け、さらにナイロンの粉などにレーザーをあてて硬化させるSLS(Selective Lazer Sintering)-粉末造形装置から、さらに低価格でオフィス環境でも使える3Dモデラー/3Dプリンタまでラインナップを広げています。

3Dシステムズは、光造形・粉末造形・3Dプリンタと4つの主な技術を持ち、上は1億円以上、下は200万円以下という広いプロダクトラインを持つ、唯一のトータルソリューションメーカです。またベンチャの多いこの業界では珍しく、NASDAQに上場しています。”
これから、スリーディー・システムズでの技術動向、ユーザ情報、応用事例など、国内外で起こっているexcitingな状況を、少しでも皆さんにお伝えしたく、ブログという形でお伝えしたいと思います。

よろしく!