2015年12月15日火曜日

Geomagic Wrap よくある質問集(読み込み・選択・出力)

今回はよくある質問のうちの1つ、Geomagic Wrapでのスキャンデータの編集や、選択方法についてご紹介したいと思います。

まずはスキャンデータの読み込みです。
インターフェース左上に、Wマークのボタンがあります。
こちらはアプリケーションボタンと呼んでいるのですが、ここをクリックするとメニューが開きます。
「開く」をクリックし、スキャンデータを選択して読み込みましょう。



1度データを読み込んだファイルに追加でデータを読み込みたい時は、「インポート」で追加読み込みができます。
ここでまた「開く」を使用すると、新規読み込みになるので気を付けてくださいね。

スキャンをすると、テーブルが映りこんだり、不要なゴミも一緒にスキャンされることがあると思いますが、これらを一度に修正するコマンドが「ポリゴンタブ>メッシュドクター」になります。

メッシュドクターを使用すると、浮いているゴミの削除やポリゴンの状態として不適切な箇所の修正を自動で行ってくれます。




それでも取り切れない不要箇所は、手動で選択して削除をしましょう。
選択した箇所が赤くハイライトしますので、「ポリゴンタブ>削除」(Deleteキー)で削除します。

ここで大事なのが、選択モードの切り替えです。
画面右端の選択モードをうまく使い分ける事で、より作業がしやすくなります。

まずは「可視オブジェクト選択」です。

可視オブジェクト選択が有効な場合、視点から見える要素のみが選択されます。
裏側まで選択をしたくない時に使用します。

前面

背面

次は「透過選択」に切り替えてみましょう。

透過選択は、視点から見えない裏側の要素も選択されます。
裏側まで選択をしたい時に使用します。
前面

背面



3つ目は「背面選択モード」です。

ポリゴンデータには表と裏が存在します。(Wrapでは表が青、裏が黄に表示されます)
背面選択モードのオンオフでポリゴンの表面のみを選択するか否かを切り替える事ができます。
選択範囲


背面選択オフ

背面選択オン

4つ目は「角度で選択モード」です。

角度で選択モードは、自分が選択した範囲から、ある一定の角度以内に収まる隣接するポリゴンを自動で選択します。
平面的な要素を選択したい時に有効な機能です。

それでは、最後にデータを出力してみましょう。

出力したい要素をモデルマネージャ上で選択し、「右クリック>保存」で出力ができます。
Wrapでは主に点群・ポリゴン・曲面の3種類を取扱いますが、それぞれの要素に応じたフォーマットが出力できるようになっています。



例えば、点群でしたらascファイル等の頂点ファイルフォーマット、ポリゴンであればstl等のポリゴンファイルフォーマット、曲面であればigesやstp等のCAD中間ファイルフォーマットになります。
ですので、ポリゴンからstpを出力する事はできませんし、曲面からascを出力する事もできませんので、ご注意ください。

いかがでしたか?
今回は特にポリゴンの編集で大事な選択方法にフォーカスをあててみました。
これらの機能をうまく使い分けて、作業効率をUPさせましょう!







2015年11月16日月曜日

12月2日 3Dプリンター活用事例セミナー :白銅様、エムアイシー様

Manufacturing The Future Now セミナー Vol.4
 白銅株式会社、株式会社エムアイシーによる3Dプリンター活用事例-
 
3D Systems社主催の、活用事例セミナーの第4回目のご案内です。
  • 日時 :  2015122日(水)13:30- 17:00
  • 場所 :  恵比寿ガーデンプレイスタワー4階会議室 A1会議室
  • 主催 :  株式会社スリーディー・システムズ・ジャパン
  • 参加費: 無料
  • 定員 :  60名 (*定員になり次第締め切り)
 
 
白銅様は、今大注目の金属造形、ダイレクトメタル3Dプリンターの活用についてご講演いただき、エムアイシー様は、玩具原型製作でGeomagic FreeformProJet3500を活用した事例について、ご紹介いただきます。3Dスキャンしたデータを如何にモノ作りに活用されているか、様々な後工程なども大変参考になるコンテンツです。
●お申込み・詳細はこちら
http://3dprinters.3dsystems.com/mtfn_jp_dec/
皆様、ふるってご参加ください。
 

2015年11月6日金曜日

11/26 開催 「SOLIDWORKS x 3D SYSTEMS 共同セミナー」

SOLIDWORKS x 3D SYSTEMS 共同セミナー
Small Scale Manufacturing on Desktop: 
 設計・開発者向け これからの設計環境を考える」

来る11/26日(木)にソリッドワークス・ジャパン株式会社様と共同で「Small Scale Manufacturing on Desktop: 設計・開発者向け これからの設計環境を考える」セミナーを開催することになりました。

これからのモノづくりは、機能や価格による競争力だけでなく、消費者の所有欲を刺激するよ うなデザインやカスタム性が求められてきます。それに応えていくためには、設計環境においても、専任スタッフによる作業分担型から、全員参加のアイデア集 約型に代わっていく必要があるのではないでしょうか。設計者・開発者自身誰もがアイデアを形にできる設計環境、パターンや繰り返しをもっと多く、早くでき る設計環境を構築していくこと重要になっていくことでしょう。
今回のセミナーでは、「設計者・開発者自身が自分でできるスキャン、解析、プリント」をテーマに、3Dスキャナや3Dプリンタの活用と、それに伴うSOLIDWORKS上での操作を具体的にご紹介します。
 
皆様のご参加をお待ちしております。
< セミナー概要 >
  • 日時 :  2015年11月26日(木)13:30- 17:00
  • 場所 :  恵比寿ガーデンプレイスタワー4階会議室
  • 共催 :  ソリッドワークス・ジャパン株式会社
  •              /株式会社スリーディー・システムズ・ジャパン
  • 協力:  デル株式会社
  • 参加費:  無料
  • 定員 :   60名 (*定員になり次第締め切り)
■ セミナー詳細・お申込みに関してはこちら

2015年10月30日金曜日

無料 Live Webinar のお知らせ - 3D Systems社の3Dプリント技術を使った真空成型について


この度、3D Systems Japanでは、来る11月6日(金)に「3D Systems社の3Dプリント技術を使った真空成型について」のWebinarを開催します。
 
真空成型は、すべての産業で実用化されています -  自動車、航空宇宙、建設、エレクトロニクス、機械、食品などの、多くの業界の最終用途製品に使われています。3Dプリントによる真空成型は、従来の金型工法よりも低コストかつより速いスピードで同様の結果を得ることが可能です。
 
本Webinarでは、3D Systems社の広範囲な3Dプリント技術を使って、短期的なカスタム生産、プロトタイプの真空成型をどのように製造できるかをご紹介します。
 
「3D Systems社の3Dプリント技術を使った真空成型について」
 
* 尚、ご参加できない場合でも事前登録をしていただければ後日録画したものをご案内します。ご質問・ご不明点がございましたら、こちらまでご連絡ください。
 
3D Systems Japan
 

2015年10月29日木曜日

Tokyo Design Weekで清水建設様が大型カラープリントモデルを展示中です

現在、開催されているTokyo Design Weekのにて、清水建設様が手掛けられた、3D Systemsのフルカラー3DプリンターProJet 660を使った大型の建築模型が展示されておりますので、ご案内いたします。





【会期】10月30日(金)〜11月3日(火・祝)
【時間】11:00〜21:00(最終日は20:00まで)
【会場】明治神宮外苑絵画館前

 http://tokyodesignweek.jp/2015/tokyo/

●インタラクティブ 建築模型展 清水建設株式会社 
<作品タイトル> 都心のオアシス「中央区立京橋こども園」
http://tokyodesignweek.jp/2015/exhibitors/details/007265.html

<作品概要>
ProJet 660Pro(石膏系フルカラー3Dプリンター)を使い、清水建設様の設計施工の代表作の1つである「京橋こども園」を、S=1/40スケールで建物1棟まる まる、全て3Dプリンターで製作されています。

フルカラー3Dプリンターで製作した建築単体作品としては世界最大級です!


普段目にすることのできない貴重な機会ですので、是非、会期中に足を運んでいただき、ご覧いただければと思います。

 

2015年10月19日月曜日

Geomgic DesignX 2016 リリースセミナー (11/4 名古屋 11/6 大阪 開催)

Geomagic Design X 2016ラウンチセミナーを東京に引き続き、名古屋、大阪でも開催致します。
生まれ変わったDesign Xがご体験頂けると共に、ユーザー事例やDesign Xのティップス紹介なども行います。
またパートナー各社様のご協力のもと、3Dスキャナー(三次元測定機)などハードウェアの展示紹介も行います。
この機会にぜひ、ご来場ください。

Geomagic Design X 2016リリースセミナー

  • Geomagic DesignX新機能のご紹介
  • ユーザー事例紹介、製品活用ヒントの紹介
  • 測定機他、販売代理店様商品の展示および商品紹介


【申し込み方法】
geomagic.sales.japan@3dsystems.com までメールにてお申込みいただくか、お取り扱いの代理店様にお問い合わせ下さい。

【お問い合わせ】スリーディー・システムズ・ジャパン ソフトウェア事業部 03-5798-2510 geomagic.sales.japan@3dsystems.com


[名古屋]
【日時】 2015年11月4日水曜日 14:00~17:00
【場所】 ミッドランドスクエア オフィスタワー5階 アクセス
        〒450-6205名古屋市中村区名駅4丁目7番1号 ミッドランドスクエア オフィスタワー5F
【定員】 30名 *満員になり次第締め切り

[大阪]
【日時】 2015年11月6日金曜日 14:00~17:00
【場所】 梅田スカイビル アクセス
        〒531-0076 大阪府大阪市 北区大淀中1丁目1-88 
【定員】 30名 *満員になり次第締め切り

2015年10月6日火曜日

ものづくり革新セミナー開催のお知らせ - キヤノンマーケティングジャパン株式会社 -

3D Systemsの販売代理店でありますキヤノンマーケティングジャパン様がセミナーを開催します。


「ものづくり革新セミナー開催のお知らせ」

主催:キヤノンマーケティングジャパン株式会社  生産革新機器営業部

開催概要:
キヤノンマーケティングジャパンは米国3D Systems社の国内正規代理店として、各種3Dプリンター装置のご提案をおこなっております。

この度、お客様からお問い合わせの多い産業用3Dプリンターをご紹介させて頂く為、今回で9回目となる
プライベートセミナーを開催させていただく運びとなりました。

是非この機会に、ものづくり革新に寄与する産業用3Dプリンターの“創造力”を感じて頂ければと存じます。

日時: 2015年10月30日(金) 14:00-15:30予定
会場: キヤノンマーケティングジャパン㈱ 港南事業所2F コンベンションルーム
場所: 東京都港区港南2-13-29 キヤノン港南ビル2F 品川駅(港南口)より徒歩7分



セミナー内容:
① 金属粉末積層造形機(DMP)のご紹介
② 光造形機(SLA)及び樹脂粉末造形機(SLS)のご紹介
③ 質疑応答
 http://cweb.canon.jp/3dsystems/seminar/index.html

お申込み・お問い合わせ:
・お申込み
 WEB:申込みフォーム(24時間受付)
    ※2015年10月26日(月)で申込みを締め切らせて頂きます。

・お問合せ
 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 
 産業機器販売事業部
 生産革新機器営業部 販売課  Tel:03-3740-3399

2015年9月29日火曜日

Geomagic Design X 2016 まもなくリリース

Geomagic Design X 2016 まもなくリリース

先日、Geomagic Design Xの新バージョンのリリースが告知されました。
測定データやポリゴンデータの最適化から、CADモデル作成まで、幅広い用途でご利用頂いているDesign Xが装いも新たに一段とパワーアップしてまもなくみなさんの前に登場します。

今回はリリース前に新しいDesign Xの改良内容をピックアップしてみなさんにご紹介します。

・新しいユーザーインタフェース
必要なツールが操作別に収納されたリボンインタフェースは、ほしいツールを素早く見つけて操作性をアップします。また作業に合わせて欲しい機能に素早くアクセスできるコンテキストメニューも大幅改良され、従来に比べて飛躍的に作業時間を短縮することができます。ツールチップによる機能ヘルプの全面改良に加え、モードレスなメッシュ編集はビギナーから上級ユーザーまですべてのユーザーの作業効率を格段に改善します。

[ リボンインタフェース ]

[ コンテキストメニュー ]

・強力なサーフェース作成ツール
新しいサーフェース作成ツールは測定データの曲率を効果的に利用したサーフェースを作成することができます。従来にくらべて形状の特徴に沿った曲面を素早く簡単に作ることができます。

・進化したメッシュ作成ツール
従来から定評のあったメッシュ化機能に新しくHD Mesh Constructionが追加されました。ノイズが多い、欠損が多いなどの測定データであってもDesign Xが自動的に最適化、補填することで1クリックで綺麗なメッシュにすることができます。


スリーディー・システムズ・ジャパンではリリースに先立って10/2にラウンチイベントを開催します。参加をご希望の方はgeomagic.sales.japan@3dsystems.comまでご連絡ください。


Launch Event for Geomgic DesignX2016
【日時】 2015年10月2日金曜日 13:30~17:00
【場所】 株式会社スリーディー・システムズ・ジャパン 
        東京都渋谷区恵比寿 恵比寿ガーデンプレイスビル27階 Map
【内容】 Geomagic DesignX新機能のご紹介
           ユーザー事例紹介、製品活用ヒントの紹介
           測定機他、販売代理店様商品の展示および商品紹介
【申し込み方法】geomagic.sales.japan@3dsystems.com までメールにてお申込みいただくか、お取り扱いの代理店様にお問い合わせ下さい。
【お問い合わせ】スリーディー・システムズ・ジャパン ソフトウェア事業部 03-5798-2510

2015年9月9日水曜日

Infinity™ Wash-Away 水で溶けるサポート材 新登場!

Cube3とCubeProに、水で溶けるサポート材、
Infinity™ Rinse-Awayがリリースされました!
 
 
今までナイフを使って剥ぎ取ったり、アルカリ溶剤などでしか溶けなかったサポート材。貴方の作業を楽にし、さらにより様々な創造力を、立体モデルに表現できます。
 
水道水だけあればオーケー。どんな風に取れるのか、是非ビデオをご覧ください。
 

2015年8月31日月曜日

リバースエンジニアリングに挑戦!(後篇)

今回はリバースエンジニアリングに挑戦!(前篇)の続きになります。
まだ読んでいない方は、ぜひそちらもご覧くださいね!

前回はドライバーのグリップを新しく作ってみたものの、差込口が大きくデザインされてしまった為に、ドライバーがぐらついてしまいました。
という事で、今回はデザイン修正を行ってみましょう。

差込口の大きさをカバーするため、滑り止めを付けてみることにしました。
[Geomagic®Design™X]は一度作成したモデルの履歴を編集する事ができるので、
もともとのスケッチを利用しながら、それを書き直すことができます。
イチから新しく作成する必要がない分、時間短縮にも繋がりますね。







作成したスケッチを押し出し、円形パターンで必要な数をコピーします。





滑り止めができました。





折角なので、握りやすくなるようにデザイン変更もしてみたり。





最初のデータと比べると、ずいぶんと形が変わりましたね。。





変更したモデルをDesign XでSTL(ポリゴンモデル)に変換し、[CubePro®]でプリントします。
プリントしたてのモデルは前編で紹介したように積層段差が表面にありますので、今回はサンドペーパーを使って研磨し、オリジナルのグリップと同色の黒に塗装してみました。





滑り止めのおかげで今回は無事にドライバーがしっかりと固定されました。
表面処理したおかげで手触りもよく、なかなか使い心地もよく出来上がりました。

実際に手に取ると どこが問題であるか一目でわかるので、修正をする際とても役に立ちますね。

次回は番外篇として、さらにこのグリップをOnly Oneに仕上げたいと思います。

ではまた。

2015年8月7日金曜日

リバースエンジニアリングに挑戦!(前篇)

毎日暑い日が続いておりますね。
熱中症等にかからないよう、皆様こまめに水分補給をなさってくださいね。

さて、今まではCaptureでのスキャン方法をご紹介してまいりましたが、
今回はリバースエンジニアリングに挑戦をしてみたいと思います。

こちらの画像は、ドライバーのグリップをCaptureでスキャンしたものです。




左側の差込口から+や-のドライバーを差し込む事で、色々なサイズのドライバーが使用できるようになっています。

とても便利な道具なのですが、グリップが少々短い為、用途によっては作業がしづらい時がありまして。。。

それなら新しいグリップを作ろう!という事で今回の企画が立ち上がりました。

まずは、スキャンデータを基にスケッチを作成します。
今回のモデリングでは[Geomagic®Design™X]を使用しております。
こちらの画像は、ドライバーの差込口の断面になります。
スキャンデータに沿うように、スケッチ線を作成しました。




作成したスケッチを押し出したり カットしたりしながら、形を作っていきます。

最後に、フィレットで角を丸めて、完成です。

もともとのグリップのおよそ倍の長さになりました。

こちらのデータを、3Dプリンターの[CubePro®]で出力してみると、、




なかなか悪くない出来上がりのように思えますが、デザインがイマイチだったようで
差込口が少々大きくなってしまい、ドライバーがぐらついてしまいました。。
残念ながら、このままでは使えそうにありません。

次回はこの問題を解決するために、デザイン修正をしてみたいと思います!!

ではまた。

2015年6月24日水曜日

第26回 設計・製造ソリューション展、 始まります

 
3D Systems、 「第26回 設計・製造ソリューション展」において、設計から製造まで パワフルなデジタルスレッドソリューションを展示

  -         最新のダイレクトメタルプリンター、色鮮やかなカラージェットテクノロジー、マルチマテリアル複合3Dプリンター、デスクトッププリンター、設計・製造ソフトウェア、スキャナーを展示

  -         3D Systemsのデジタルスレッドを活用した、射出成型、医療、建築、幅広い分野におけるユーザー事例展示およびプレゼンテーション

 3D Systems<
http://3dsystems.com/>社( NYSE: DDD )は2015年6月24日から26日まで東京ビックサイトで開催される「第26回設計・製造ソリューション展」において、汎用性の高い個人、プロフェショナルの3Dプリンターだけではなく、設計から製造まで豊富なデジタルスレッドソリューションを展示することを発表しました。3D Systems Japanブース(小間番号 E2-36)は、製造、医療、建築様々な業界において、3Dスキャニング、設計、3Dプリンティングまでシームレスに、より強化されワークフローをご紹介します。

3D Systemsは、今回、株式会社イグアス、協栄産業株式会社、株式会社セイコーアイ・インフォテック、SOLIZE Products株式会社、東朋テクノロジー株式会社、武藤工業株式会社のパートナーとともに出展します。


  フル機能を搭載し、最終用途のメタルパーツを制作するダイレクトメタルプリンター(DMP)ProX™ 200、マルチマテリアル3DプリンターProJet® 5500X、高精度のマルチジェット3DプリンターProJet®3500、鮮やかなフルカラー3DプリンターProJet x60シリーズ、ProJet® 4500、マイクロSLA® ProJet®1200、ユーザーフレンドリーなデスクトップ3DプリンターCube®、CubePro®を展示します。また、インテル株式会社、富士通株式会社のご協力のもと、
 3D Systems社が開発した簡単に3Dフィギュアが作成できる3DMe®アプリをインテル®RealSense™テクノロジー搭載された富士通デスクトップパソコンでデモンストレーションする他、日本初上陸となるインスタント3Dキャプチャ技術を使い、 オリジナル3Dフィギュア作成する3DMe® PhotoBoothも体験もできます。

  デジタルスレッドの設計・スキャニングについては、リバースエンジニアリングソフトウェアGeomagic Design™ X、デジタルスカルプティングプラットフォーム Geomagic® Sculpt™、Geomagic® Freeform®、CAD/CAMソリューションCimatronE®、GibbsCAM® 設計スキャンニングシステムGeomagic Capture®の展示し、リアルとデジタルを効果的に組み合わせたこれからの“ものづくり”プロセス、“Reimagined Enginee’s Desktop”のデモンストレーションを行います。

<3D Systems ブース内スペシャルステージ・スケジュール>



 詳細は、3D Systems Japanの「設計・製造ソリューション展」スペシャルサイトをご覧ください。

2015年6月4日木曜日

ものづくり部 活動報告②

今日はものづくり部の活動報告をしたいと思います。

プリンターチームのエンジニアのお嬢様が素敵な作品を作ってくれました。

まずこちらがデザイン画
色の指定まで頂きました。素晴らしい色彩感覚です。

そして、ねんど作品
こちらも十分素敵な作品ですが、
せっかくデザイン画もある事なので、カラーでプリントアウトをしてみました。

スキャンしたデータをGeomagic® Sculptに読み込み


植木鉢の部分に少しだけ修正をかけ、カラーリング

そしてこちらを石膏カラープリンタのPro Jet® 660 Proでプリントアウトすると

じゃーん!!いかがですか?
植木鉢の模様もしっかり再現されています。
ねんど作品もこうしてプリントアウトすると、長く飾っておくことができますし、良い思い出になりますよね。

お嬢様の作られた作品を、お父さんがプリントアウト。
ステキです!!

2015年5月15日金曜日

"Manufacturing The Future Now" セミナー 第1回 開催 (6月2日)

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Manufacturing The Future Now セミナー 
- 鳥取県産業技術センター様によるマルチマテリアル3Dプリンター
ProJet® 5500X活用事例 -
:::::::::::::::::::::::::::::::

この度、3D Systems Japanでは、弊社製品のお使いのユーザー様をお招きして定期的にセミナーを開催する運びになりました。
 
まず第一回目として、 鳥取県産業技術センター様をお招きしてマルチマテリアル3Dプリンター ProJet® 5500Xを活用した事例を中心にお話ししていただく予定です。また、その他弊社ソリューション、ショールームにおいて実機をご紹介させていただきます。
 
“Manufacturing The Future - 未来を創る- ”ユーザー様の現在のリアルなお話を聞けるチャンスです。是非、この機会にご参加くださいますようよろしくお願い申し上げます。
  
Manufacturing The Future Now セミナー 
鳥取県産業技術センター様によるマルチマテリアル3DプリンターProJet® 5500X活用事例 -
 
  •   日時:2015年6月2日(火)13:30-16:30
  •   会場:恵比寿ガーデンプレイスタワー 4階A1会議室
  •   主催:株式会社スリーディー・システムズ・ジャパン
  •   定員:60名 *満員になり次第締め切り
  •   対象:設計、開発、製造業に携わっていらっしゃる方
  •   費用:無料
  •   お問い合わせ先 japaninfo@3dsystems.com 

2015年4月28日火曜日

Geomagic®Capture™でスキャンしてみよう(スキャンの難しい材質・色)

これまで、Geomagic®Capture™でスキャニングする方法をいくつかご紹介してきましたが、今日はそんなCaptureでもそのままスキャンをするには難しい材質や色のご紹介したいと思います。



それは、どういったものなのか、またどうすればスキャンできるのでしょうか。

まずは、ガラスやペットボトルのような透明、または半透明のもの。
これは投影した光が透過してしまうのでスキャンする事ができません。




次に、ピアノのように艶出し加工されているものや、ピカピカの金属、鏡のように自分が映り込んでしまうもの。
これも投影した光がカメラへ返ってこないので、スキャンする事ができません。

そしてもう一つ。気を付けなければならないのが色です。
CaptureではブルーLEDを搭載しているのですが、その補色(反対色)となる赤やオレンジはスキャンをする事ができません。
補色とは、色同士が打ち消しあう関係の2色を指します。



では、こういった材質・色のワークをスキャンするにはどうしたら良いのでしょう。

確実な方法は、ワークを着色してしまう事です。
Captureでスキャンする上で最も適しているマットな白やグレーに着色できれば、スキャン時間も短く、ノイズの少ない美しいデータを取得する事ができます。

とは言え、気軽に着色できないものもありますよね。。。

そんな時に使われるのが、洗い落とす事のできる「探傷剤」と呼ばれる白色スプレーなのですが、これは金属の表面等の細かい傷を非破壊で検査するための薬剤になります。
真っ白に塗布する事ができるのでとても便利な反面、換気のしっかりされている場所でないと使用をする事ができません。

そこでオススメなのが、パウダー入りの制汗スプレーです。
探傷剤に比べると薄付きにはなりますが、これなら手軽に購入できますし、周りを気にせず使い放題!
夏場なら更に使い放題! 笑

他にも、ベビーパウダーやチョークの粉をはたくのも有効な手段の一つです。

今まで諦めていた材質や色のワークも、これでスキャニングできますね!


2015年4月15日水曜日

キヤノンマーケティングジャパン株式会社 第7回ものづくり革新セミナー開催のお知らせ






開催概要

キヤノンマーケティングジャパン株式会社は米国3DSystems社の国内正規代理店として、各種3Dプリンター装置のご提案をおこなっております。

この度、お客様からお問い合わせの多い産業用3Dプリンターをご紹介させて頂く為、ご好評につき今回で
7回目となるプライベートセミナーを開催させていただく運びとなりました。

是非この機会に、ものづくり革新に寄与する産業用3Dプリンターの“創造力”を感じて頂ければと存じます。


日時: 2015年5月29日(金) 14:00-15:30予定
会場: キヤノンマーケティングジャパン㈱ 港南事業所2F コンベンションルーム
場所: 東京都港区港南2-13-29 キヤノン港南ビル2F 品川駅(港南口)より徒歩7分



≪セミナー内容≫
① 金属粉末積層造形機(DMP)のご紹介
② 光造形機(SLA)及び樹脂粉末造形機(SLS)のご紹介
③ 質疑応答
 http://cweb.canon.jp/3dsystems/seminar/index.html


≪お申込み・お問い合わせ≫
・お申込み
WEB: 申込みフォーム(24時間受付)
    ※2015年5月25日(月)で申込みを締め切らせて頂きます。


≪お問合せ≫
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
プロセス機器営業部 販売第一課  Tel:03-3740-3399