2015年2月27日金曜日

3D Systems Japan 「ものづくり部」発足

今日は最近始まった社内活動についてご紹介します。



一日の仕事を終えた後に、ちょっとみんなで集まって何か新しい事を始めてみよう!
日頃の業務は違う人たちも、一緒に何か作れたら楽しいね!
というコンセプトのもと、発足されました。
その名も「ものづくり部」。  わかりやすい(笑)

会社の中にはスキャナもある。モデリングソフトもある。プリンタもある。
デザインや設計ができる頭脳?もある。
これを使わない手はないですよね。

みんなで意見を出し合って、あーでもない。こーでもない。と言う空間はまさに倶楽部!


そんなこんなで始まったものづくり部第一回目の活動内容がこちら↓↓↓






えーーーっと。
なんだか全くわからないですね。。。

このなんだかわからない絵が、これからカタチになっていきます!いくはずです!




これからも少しずつご紹介していきますので、私たちの活動をゆるく見守って頂けたら嬉しいです。

ではまた。

2015年2月18日水曜日

第6回ものづくり革新セミナー開催のお知らせ

キヤノンマーケティングジャパン 
第6回ものづくり革新セミナー開催のお知らせ


キヤノンマーケティングジャパンは米国3DSystems社の国内正規代理店として、各種3Dプリンター装置のご提案をおこなっております。

この度、お客様からお問い合わせの多い産業用3Dプリンターをご紹介させて頂く為、ご好評につき今回で6回目、2015年初回のプライベートセミナーを開催させていただく運びとなりました。

是非この機会に、ものづくり革新に寄与する産業用3Dプリンターの“創造力”を感じて頂ければと存じます。

<開催概要>
  • 日時: 2015年3月13日(金) 14:00-16:00予定
  • 会場: キヤノンマーケティングジャパン㈱ 港南事業所2F コンベンションルーム
  • 場所: 東京都港区港南2-13-29 キヤノン港南ビル2F 
         品川駅(港南口)より徒歩7分
  • セミナー内容:
    ① 3D Systems社製 3Dプリンターのご紹介
    ② 金属粉末積層造形機(メタル3Dプリンター)のご紹介
    ③ 質疑応答
<お申込み・お問い合わせ>
    ※2015年3月9日(月)で申込みを締め切らせて頂きます。
  • お問合せ
    キヤノンマーケティングジャパン 
    プロセス機器営業部 販売第一課  Tel:03-3740-3399

2015年2月13日金曜日

Geomagic®Capture™でスキャンしてみよう(ベストフィット位置合わせ)~スキャニング編~


前回ご紹介しましたGeomagic®Capture™でスキャンしてみよう(ベストフィット位置合わせ)~準備編~はご覧頂けましたでしょうか?

今回はいよいよスキャニング編です!


ワークのセットが完了したら、「スキャン」ボタンをクリックします。



すると、カメラからブルーLEDのパターン(あっと言う間に消えちゃいます)ワークに投影され、




1回目のスキャンショットが完了しました。




カメラに写らない部分はスキャンをする事ができませんので、補填するイメージで次のスキャンをしてあげます。
この時、前のショットに重なり合う部分が1/3程度写るようにしてあげましょう。


2回目のスキャンショットも完了しました。



この作業を繰り返して行くわけですが、きちんと位置を考えながらスキャンしているつもりでも・・・



ズレてしまうことももちろんありますよね。。


このような時は、スキャン画面の「ゴミ箱」ボタンをクリックし、最後の(失敗してしまった)スキャンショットを削除してしまいましょう。




改めて、位置を修正しスキャンすると、




今度は位置が合いました。



必要なスキャンが全て完了したら、「OK」ボタンをクリックしスキャニングは終了です。





いかがでしたか?
スキャニングのコツは、まずカメラとワークの位置関係をしっかりと合わせる事です。
綺麗にデータが撮れると気分がいいですよね!ぜひ色々なワークでスキャニングを試してみてください^^


2015年2月2日月曜日

Geomagic®Capture™でスキャンしてみよう(ベストフィット位置合わせ)~準備編~

ここではGeomagic®Capture™を使ったスキャン方法の1つをご紹介します。
今回はその準備編です。

まずはCaptureのセットをしましょう。




三脚やネジはきっちりと固定して、カメラが動かないようにしてくださいね。


次に、制御するソフトウェアを起動します。 (今回はGeomagic DesignXを使用します)
Captureと接続をしますので、「挿入>測定器直接制御>Geomagic Capture」を選択します。




Geomagic Captureの接続ダイアログが表示されますので、スキャニングボタン(Captureの絵)をクリックします。





ネットワークが自動設定され・・・


スキャン画面が現れました。



ちなみに今回スキャンするのは、Captureの付属ワーク「Partifact」です。



次に適切なスキャニング環境を作ってあげましょう。

まずは露出。
接続時の露出レベルは0になっていますので、画面は真っ青です。
画像は見やすいよに少し露出レベルを上げていますが、それでもワークが黒く表示されていますので、これはアウトです。



スライドバーを動かし、露出レベルを上げてみるとどうなるでしょう?



今度は上げすぎでしまいました。。。
ワークが真っ赤になっています。

では適切な露出レベルはどのくらいでしょう?


ワークの形状がわかるように表示されました。
この状態が露出の適正レベルです。


露出の設定が完了しましたら、次はピントです。
真ん中の赤い十字線がカメラの中心位置、黒い十字は構造パターンを示しています。
ピントを合わせるには、黒十字を赤十字に近寄せてあげましょう。


ピントが合っていないと、



このように、十字同士が離れた位置にあり、かつワークもぼやけて表示されてしまいます。
これではスキャンをする事ができません。

ワークやカメラを動かして十字を近づけると、



ワークがくっきりと表示され、ピントが合いました。

この時、十字同士をピッタリと合わせる必要はありません。
ある程度中心に寄せて上げる事で、きちんとスキャン結果を得る事ができます。


これでスキャニングの環境を整えてあげることができました。
今度は、どのような方法でスキャンをするのか設定をしてみましょう。


まず、スキャン画面右下の「設定」ボタンをクリックします。




設定画面に切り替わりましたら、右側のScan Resoltionを確認します。
「高、中、低」とありますが、これはスキャナの解像度を示しています。

次に、Device Registrationを設定しましょう。
これはスキャンデータの位置合わせ方法です。

Captureはカメラ式のスキャナになりますので、1ショットごとに方向を変えながらスキャニングを行います。
この時、動かしてスキャンしたデータ同士を合わせる必要があるのですが、その方法を設定してあげるのが、Device Registrationになります。

いくつか位置合わせの方法がありますが、今回は「ベストフィット」を選択します。
他の方法はまた改めてご紹介しますね。



すべての設定が完了しましたら、「戻る」ボタンでスキャン画面に戻りましょう。

少し長くなってしまいましたが、以上でスキャニングのための準備が整いました。
何事もですが、事前準備はとても大切ですね。

今回はここまでです。
次回、スキャニング編でお会いしましょう!