2018年5月29日火曜日
Geomagic Control X 新機能紹介動画
先日リリースされたGeomagic Control X 2018 Sp1 の新機能を紹介する動画をYouTubeにアップ致しました。
新しいバージョンを実際に見てみたい、体験したいという方は体験セミナーにぜひご参加ください。体験セミナーについて詳しくはイベント・セミナーページをご参照ください。
2018年5月14日月曜日
Geomagic 製品体験会を開催
3Dスキャンデータ処理ソフトウェアGeomagicシリーズの最新版体験会を開催しています。
現在決まっている予定日は次のとおりです。
*各日とも同じ内容です。開催日は順次追加していきます。
主な内容:
・3D スキャンデータからCADモデルの作成フローのご紹介
・Geomagic Wrap、Design X、Control Xの操作体験
・3Dスキャンデータを使用した検査フローのご紹介
体験セミナーは毎月行っており、日程は順次公開していきます。
詳しくは イベント・セミナー をご参照ください。
現在決まっている予定日は次のとおりです。
6月 8日(金) 13:00~17:00 |
7月 6日(金) 13:00~17:00 |
7月 18日(水) 13:00~17:00 |
8月 7日(火) 13:00~17:00 |
9月 7日(金) 13:00~17:00 |
主な内容:
・3D スキャンデータからCADモデルの作成フローのご紹介
・Geomagic Wrap、Design X、Control Xの操作体験
・3Dスキャンデータを使用した検査フローのご紹介
体験セミナーは毎月行っており、日程は順次公開していきます。
詳しくは イベント・セミナー をご参照ください。
2018年5月11日金曜日
Geomagic Control X 2018.1 リリース
3Dスキャンデータを使った品質検査ソフトウェア Geomagic Control X の新バージョンのリリースされました。
主な新機能や改善内容は次のとおりです。
・スキャニング中の台座の自動削除
アーム型3Dスキャナでの測定中に不要な台座をスキャンしないようにクリッピングすることができるようになりました。
・偏差位置の改善
2018で追加された、パーツの表面上の傷や摩耗を調べるための偏差位置機能が改善され、より有用性が上がりました。
・オートメーションサーバーの改善
測定データを監視して定義済みの検査内容を自動処理するオートメーションサーバー機能が改良され、コマンドラインからの実行が可能になりました。また検査処理もControl Xの画面を表示せず最小化したウィンドウでの処理が可能になりました。
Geomagic Freeform / Freeform Plus / Sculpt 2017.1 リリース
ボクセルボリュームを使った3Dモデリングツール Geomagic Freeformシリーズの新しいバージョンがリリースされました。
バージョン2017.1ではArtec社のハンディスキャナによる実物のスキャニング機能を搭載し、また多くの機能改善が行われています。
新しいバージョンはインターネット接続されている状態で既存バージョンを起動して頂くか、WEBサイトから評価用のダウンロードをお申込みいただくことでご利用頂けます。
バージョン2017.1ではArtec社のハンディスキャナによる実物のスキャニング機能を搭載し、また多くの機能改善が行われています。
新しいバージョンはインターネット接続されている状態で既存バージョンを起動して頂くか、WEBサイトから評価用のダウンロードをお申込みいただくことでご利用頂けます。
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Geomagic Freeform
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ボクセル
2018年5月8日火曜日
蓋のない容器をGeomagic Desigin Xでリバースモデリングする方法
Geomagic Design Xで蓋のない容器をモデリングする方法について
ご質問いただきましたのでご紹介したいと思います。
モデリングの手法については、いろいろな方法が考えられます。
容器の厚みが一定であれば『シェル』コマンドを活用すれば一発で作成できますが、一定ではない場合や内側の構造が複雑な場合は今回の方法が参考になると思います。
リバースモデリングを始める前に、大まかな構造を理解する必要がありますので、今回の形状であれば、先ずはお店に売ってあるお豆腐をイメージして下さい。
豆腐は容器に入っていますので、豆腐を容器から取り出すと容器だけが残ると思います。これが蓋のない容器をリバースモデリングするイメージになります。
実際にポリゴン(測定データ)からソリッド(CADデータ)を作成する流れは、容器の中身が埋まっている状態と、中身だけのソリッドデータを別々に作成します。
スケッチから『押し出し』コマンドを使ってソリッド形状を作成します。次に『フィレット』コマンドでエッジ部分にフィレットを作成します。容器の外周部分が作成されました。
次に容器の中身を作成します。この時に容器の外周で作成したソリッドの形状をもとに中身を作成します。参照平面の『上面』にスケッチを作成し、『要素を変換』コマンドを使ってソリッドのエッジ部分をスケッチに抽出します。抽出したスケッチは『オフセット』コマンドで内側にオフセットします。
外周のソリッドと中身のソリッドが別々に作成しましたので『ブーリアン』コマンドの『カット』を使って、外周から中身を抜いた箱形状のソリッドを作成します。
中身が抜かれた容器の形状だけが残れば完成となります。
今回作成したデータは下記のURLからダウンロードできます。
使用する際はGeomagic Desigin Xを立ち上げ、ダウンロードしたファイルを開いて下さい。フィーチャツリーから手順を確認することができます。
https://3dsystems.sharefile.com/d-s67706dad1f84e94b
ご質問いただきましたのでご紹介したいと思います。
ポリゴン(測定データ)からリバースしてソリッド(CADデータ)作成 |
モデリングの手法については、いろいろな方法が考えられます。
容器の厚みが一定であれば『シェル』コマンドを活用すれば一発で作成できますが、一定ではない場合や内側の構造が複雑な場合は今回の方法が参考になると思います。
豆腐の容器から豆腐を取り出すイメージ |
リバースモデリングを始める前に、大まかな構造を理解する必要がありますので、今回の形状であれば、先ずはお店に売ってあるお豆腐をイメージして下さい。
豆腐は容器に入っていますので、豆腐を容器から取り出すと容器だけが残ると思います。これが蓋のない容器をリバースモデリングするイメージになります。
ポリゴン(測定データ)からソリッド(CAD)データを作成
ポリゴンからスケッチを作成 |
リバースモデリングを始めます。
ポリゴンからスケッチを作成するために、参照平面の『上面』にスケッチを作成します。容器の外枠となる形状から作成しますので、外周形状をトレースします。
スケッチから押し出してソリッドを作成 |
スケッチから『押し出し』コマンドを使ってソリッド形状を作成します。次に『フィレット』コマンドでエッジ部分にフィレットを作成します。容器の外周部分が作成されました。
容器の中身を作成するため外周の要素を使用 |
次に容器の中身を作成します。この時に容器の外周で作成したソリッドの形状をもとに中身を作成します。参照平面の『上面』にスケッチを作成し、『要素を変換』コマンドを使ってソリッドのエッジ部分をスケッチに抽出します。抽出したスケッチは『オフセット』コマンドで内側にオフセットします。
|
スケッチから『押し出し』コマンドを使ってソリッド形状を作成します。次に『フィレット』コマンドでエッジ部分にフィレットを作成します。容器の中身が作成されました。
外と中を別々に作成し、中身を抜く |
容器の形状だけが残る |
中身が抜かれた容器の形状だけが残れば完成となります。
今回作成したデータは下記のURLからダウンロードできます。
使用する際はGeomagic Desigin Xを立ち上げ、ダウンロードしたファイルを開いて下さい。フィーチャツリーから手順を確認することができます。
https://3dsystems.sharefile.com/d-s67706dad1f84e94b
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