2016年8月22日月曜日

3Dスキャンデータを使った検査ツールのプレリリースセミナー

New Control まもなくリリース!

3Dスキャンデータを活用した品質検査ソフトウェア Geomagic Controlの新バージョンがこの秋リリース予定です。
リリースに先立ってユーザー、また新規ご検討の皆様に新しいソフトウェアのご紹介をさせていただきます。装いも新たに、使い勝手や利便性が格段にアップした新しいControlをぜひご自身の目でご確認ください。
セミナーは参加費無料、事前登録制です。詳細はイベント・セミナーページをご参照ください。


2016年7月14日木曜日

3Dスキャナーを使ったものづくり その②CADモデリング

前回は、アイデアスケッチからインダストリアルクレイを使って立体造形のクレイモデルを制作し、3Dスキャナを使ってスキャニングするところまでをご紹介しました。
今回は、3Dスキャナでスキャニングしたポリゴンデータから Geomagic Design X を使ってCADモデリングし、3Dプリンターでプリントするところまでについてご紹介します。

●3Dプリントするまでのワークフローについて
1.スキャンデータ(ポリゴン)の読込み
2.パッチネットワーク
3.領域を分割
4.自由曲面の抽出
5.ソリッド形状に変換
6.フィレット
7.ブーリアン
8.ポリゴン化
9.3Dプリント

●使用したソフトウェア
Geomagic Design X
Design X は3Dスキャンデータを元にCADモデルを作成することのできる、世界でただ1つの3Dリバースエンジニアリングソフトウェアです。編集可能なソリッドモデルはさまざまな目的に使用することができます。

●使用した3Dプリンター

・ProJet® MJP 3600 Series
正確で高精細な高い能力を誇るモデルがプリントできます。素材は VisiJet M3 Crystal を使用しました。

1.スキャンデータ(ポリゴンデータ)の読込み
既存製品とデザインしたクレイモデルのスキャンデータをDesign X 内に読み込み
個別にデータを作成する準備をします。
既存製品のスキャンデータ
デザインしたクレイモデルのスキャンデータ

2.パッチネットワーク
読み込んだ既存製品側のポリゴンデータから
Desigin X のサーフェシングタブのパッチネットワークコマンドを使って自由曲面を作成します。
ここで作成されたサーフェースデータは、既存製品に合わせ込むための合わせ面として後で使用します。
パッチネットワークコマンドは形状から輪郭曲線を抽出し、パッチネットワークをメッシュ上に自動的に作成する機能です。サーフェースデータを作成するのに必要になります。
パッチネットワークコマンドが適用されている状態
サーフェースデータに変換された状態

3.領域を分割
デザインしたクレイモデルのスキャンデータを
領域タブの自動分割コマンドを使って領域分割します。
自動分割コマンドは曲率や形状に基づいて幾何形状領域に自動的に分類し、異なる色で表示する機能です。
自動分割コマンドで領域分割したデータ

幾何形状領域に合わせて分割されます

4.自由曲面の抽出
自動分割された幾何形状領域にメッシュフィットコマンドを使いサーフェースボディを抽出します。
メッシュフィットコマンドは領域にフィットするサーフェースを作成する機能です。
サーフェースボディを抽出

5.ソリッド形状に変換
構成する必要な幾何形状領域を抽出したら
サーフェーストリムしてソリッド形状(閉じた状態)にします。
サーフェースのトリムコマンドを使用します。
構成する必要な幾何形状領域を抽出

6.フィレット
 ソリッド形状からエッジの部分にフィレット加工します。
フィレットコマンドを使用して角を丸めます。
フィレット加工した状態

7.ブーリアン
空洞になる側を引いて合成します。
トリムコマンドなどを使用して合成していきます。
合成された状態
裏面(パッチネットワークで作成したサーフェースデータを使用)

8.ポリゴン化
メッシュに変換コマンドを使いサーフェースデータをポリゴンに変換します。
ポリゴンデータに変換することによって、3Dプリンターで出力することができます。
ポリゴン化された状態


9.プリント
ポリゴン化したデータを3Dプリンターで出力し完成となります。
光造形でプリントした完成品


最後に
アイデアスケッチ→クレイモデリング→3D CAD化→3D プリント→試作
アイデアスケッチから試作までのフローにおいて、以前は、形状を測定するためレイアウトマシンが必要だったり、CADデータに変換した後は現物化するのにNC加工機を使ったりと膨大な設備・時間と労力を必要としました。
そして、大規模な設備と投資を投入しても再現性は低いのが現状でした。

しかし今回の3Dスキャナー・リバースソフトウェア・3Dプリンタを活用することで、データを持ち合わせない既製品を3Dスキャナーを活用することでデータ化することができ、リバースソフトウェアでは高い再現性を実現しつつ設計変更が必要なとなったときにソフトウェア内で完結させるとができました。
3Dプリンタでは短い時間で高品質な試作品をアウトプットすることができました。これにより、少ない設備と労力で素早く高品質で再現性の高い試作品が実現できました。

昨今の事情として消費者ニーズの変化が加速する中、開発スピードも加速していく必要があります。

これからは開発時間を減らすことなく開発スピードを加速して再現性の高い試作品をアウトプットすることができます。

2016年6月30日木曜日

3Dスキャナーを使ったものづくり その①クレイモデリング

今回は、既存製品にアフターパーツを取り付けるために、3Dスキャナ・ソフトウエア・3Dプリンタを使用したワークフローをご紹介します。まずはアイデアスケッチからインダストリアルクレイを使って立体造形のクレイモデルを制作し、3Dスキャナでスキャニングするところまでをご紹介します。

●スキャニングするまでのワークフロー
  1. アイデアスケッチ
  2. オリジナルの状態をスキャニング
  3. クレイモデリング 下地づくり
  4. ピン角づくり
  5. フィレット
  6. スキャニング
●使用したインダストリアルクレイ
トゥールズインターナショナル インダストリアルクレイ
プロダクトデザインなどの立体造形の開発・検討に使用される専用の粘土。指定温度の45℃/60℃に加温することで軟らかくなり造形することができます。熱湯で温めながら軟らかくしました。

●使用したスキャナ
Geomagic Capture® 
カメラ式のスキャナで精度が高く、さまざまな用途に使える特徴があります。

●使用した既存製品(フロントバンパー)
既存製品(フロントバンパー)

1.アイデアスケッチ
複数のアイデアを出して、クレイモデリングするデザインを一つに絞ります。
複数のアイデアスケッチ
アイデアスケッチから選出
2.オリジナルの状態をスキャニング
パーツを取り付ける前の下地の状態をデジタルデータにするため、スキャニングします。あとでクレイを持った後、オリジナルのデータとの差分でクレイ内側の形状を得ることができます。
3Dスキャンしたデータ


3.クレイモデリング 下地づくり
クレイが後に剥がれてしまわないように、薄く強く押し付けながら下地を作ります。
ある程度の大きさになるまで、空気が入らないようにクレイを盛り付けます。

4.ピン角づくり
クレイを盛り付け終わったら、専用のクレイシェイパーを使って削っていきます。
削りと盛りを交互にしながら平らな面にしていきます。
後の制作で一定幅のフィレット加工がしやすいように、ピン角の状態(角と角で構成されている)にします。
ピン角の状態

5.フィレット
ピン角の状態が作れたら、一定幅のフィレット加工します。
周りの形状に馴染んできました。
フィレット加工した状態

6.スキャニング
クレイモデリングが完了したら、デジタルデータ化するために3Dスキャナでスキャニングします。
Geomagic Capture® を使ってクレイモデリングを測定します。
カメラ式の測定機を使用しているので精度の高くきれいなデータをスキャニングすることができました。
3Dスキャナで測定している様子・右側PC画面はスキャンされたデータ


次回は、その②CADモデリングでスキャニングしたデータからCADモデリングを作成して、3Dプリンタでプリントするまでをご紹介します。

【3D Systemsパートナー】「東朋テクノロジーセミナーの開催のお知らせ」

3D Systems社のパートナーであります東朋テクノロジー様が3Dプリンターを中心としたセミナーを下記要項にて開催いたします。
ご参加人数には限りがございますので、お早めにお申し込みいただきたく存じます。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

◆◆3Dプリンターのデータづくり・SOLIDWORKSの活用法◆◆

◆開催日時
 名古屋:7月20日(水)14:00~16:30
 東京 :7月22日(金)14:00~16:30

◆開催場所
 7月20日(水)名古屋
   東朋テクノロジー栄本社
   名古屋市中区栄三丁目10-22 東朋ビル1階

 7月22日(金)東京
   スリーディーシステムズジャパン
   恵比寿ガーデンプレイスタワー27階

◆参加費
 無料

◆主な内容
 3Dプリンターを活かすデータづくり、SOLIDWORKSとの連携について
 3Dスキャナーの活用と体験
 3Dスキャナー~データづくり(リバースエンジニアリング)の事例紹介

◆お申込み方法
下記 主催担当者にメール又はお電話にてお申し込みください

 「主催」 東朋テクノロジー株式会社 3Dソリューション課
 主催  担当者:新屋(シンヤ)、松下まで
 電話番号:052-251-7250
 メール問い合わせ t-shinya@toho-tec.co.jp

2016年6月21日火曜日

3D Digital Manufacturing セミナー [最適な3Dプリンター・3Dスキャナーの見極め方]

昨今、設計、開発から製造、保守に至るまでのすべてのものづくりのプロセスにおいて3Dプリンター・3Dスキャナーが活用されています。3Dプリンター・3Dスキャナーを使用して、デザイン検証を行うことで意思決定者の意向を取り入れ、多くのコンセプトモデルを評価することに使用されています。また、製品開発の早い段階で性能・生産テストを行うことができるので、開発期間を短縮、製造コストの削減、より効果的な製品の市場への投入を実現しています。様々な3Dプリンター、3Dスキャナーが増え、お客様自身の使用用途、目的により使い方も変わっています。

そこで、3Dシステムズでは、6月22日(木)に東京ベイ有明ワシントンホテルを皮切りに3Dプリンター・3Dスキャナーをご購入検討されていらっしゃる方を対象に「3D Digital Manufacturing セミナーシリーズ」を東京・大阪・名古屋で開催する運びになりました。ぜひ、ご参加ください。


<東京 セミナー/レセプション>

日時: 6月22日(水)18:00~21:00

会場: 東京ベイ有明ワシントンホテル アイリス

参加費:無料(当日参加もok)


3Dプリンター、3Dスキャナーご購入検討されていらっしゃるお客様を対象に、3Dプリンター業界のキーマン、実際にお使いになられているユーザー様をお招きしておりますので、直接、3Dプリンター・3Dスキャナーの購入検討のキーとなるポイント・アドバイスを受けられるチャンスです。ゲストスピーカー様のご講演の他に、様々な用途でお使いのユーザー様によるパネルディスカッションも予定しております。作業効率の改善、機材導入した際の費用対効果等のヒントが見つかるかもしれません。

*ささやかながら、お飲物・食事をご用意しておりますので、是非ご交流の場としてもご活用ください。

お申込みは、下記のweb siteから「事前登録」ボタンをクリックしてください。

http://3dprinters.3dsystems.com/3ddigital_jpseminar/


■ ゲストスピーカー講演


芝浦工業大学    デザイン工学部    教授    安齋 正博 様株式会社シード・プランニング    リサーチ&コンサルティング部        原 健二 様ライオン株式会社    研究開発本部 包装・容器技術研究所    副主席研究員    中川 敦仁 様東京理科大学    工学部 機械工学科    教授 工学博士 トライボロジーセンター長    佐々木 信也 様

■ パネルディスカッション


芝浦工業大学    デザイン工学部    教授    安齋 正博 様ライオン株式会社    研究開発本部 包装・容器技術研究所    副主席研究員    中川 敦仁 様東京理科大学    工学部 機械工学科    教授 工学博士 トライボロジーセンター長    佐々木 信也 様 
ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーション株式会社 要素技術部門 イメージング&モデリング・サービス部 サービス開発リーダー 遠藤 博之様


「3D Digital Manufacturing セミナーシリーズ」   7/1東京 7/7大阪 7/8名古屋



7月初旬から開催する東京・大阪・名古屋会場でのセミナーは、お客様が今一番知りたい3Dプリンター・3Dスキャナーで、どのように生産性を上げ、効率化を図り、稼働率アップしていくのか、費用対効果はどのくらいなのか…最新3Dデジタルツールの導入に役立つ情報をご提供します!また、3Dプリンター・3Dスキャナーの情報をより深くお届けするために、3Dプリンター・3Dスキャナー別々のセッションを設けましたので、お好きなセッションを選択してご参加ください。


<東京>
日時:  7月 1日(金) 13:00~17:00
参加費:  無料
■ 3Dプリンターセッション ゲストスピーカー
  株式会社 壽屋  企画営業2部 クラフトコンテンツチーム 
           原型 係長  芦沢 勝 様
 株式会社 壽屋  企画営業2部 クラフトコンテンツチーム
           原型     田村 充伸 様  

<名古屋>
日時:   7月8日(金) 13:00~17:00
        222室(プリンター) 271室(ソフトウェア)
参加費:  無料

<大阪>
日時:   7月7日(木) 13:00~17:00
                  E1会議室.(プリンター)E2会議室(ソフトウェア)
参加費:   無料
Manufacturing The Future
事 前 登 録
■アジェンダ(3Dプリンター)
・3Dシステムズ製品最新情報
・効果的な3Dプリンター選定ポイント・稼働率の高め方
・ゲストスピーカーによる3Dプリンター選定のポイント
・3Dシステムズ ソフトウェア製品を活用した新たなものづくりの提案

■アジェンダ(ソフトウェア・3Dスキャナー)
・3Dスキャナを使ってみよう
・ソフトウェアメーカーから見た、3Dスキャナの選び方
・リバースモデリングって何?どんな操作をするの?
・3Dスキャナを使った検査で何が変わる?

参加のお申し込みは以下のリンクへ


http://3dprinters.3dsystems.com/3ddigital_jpseminar/




2016年5月24日火曜日

Design X 2016.1 リリース

リバースエンジニアリングソフト Geomagic Design X の新しいバージョンがリリースされました。


Design X 2016.1の主な改良内容
  • FARO ARRAY IMAGERスキャナーのサポート
  • LiveTransferで最新CADバージョンに対応
  • パフォーマンスの改善
  • 新しいファイルフォーマットとしてE57をサポート

新しいバージョンは gettingstarted.geomagic.com よりダウンロードができます。

2016年5月12日木曜日

【3D Systemsパートナー】「東朋テクノロジープライベートセミナーの開催のお知らせ」



 「東朋テクノロジープライベートセミナーの開催のお知らせ」

3D Systems社のパートナーであります東朋テクノロジー様が3Dプリンターを中心としたセミナーを下記要項にて開催いたします。
ご参加人数には限りがございますので、お早めにお申し込みいただきたく存じます。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

◆開催場所
 東朋テクノロジー株式会社
 稲沢ものづくり開発本部
 愛知県稲沢市下津下町東五丁目1番地

◆開催日時
 517日(火)14:0016:30
 614日(火)14:0016:30

◆主な内容
 3Dプリンタ最新機種紹介からアプリケーション紹介
 3Dプリンタ実機見学
 3Dスキャナーの特徴と選定について(517日)
 いまさら聞けない3Dデータのつくり方(614日)《予定》
 個別相談会

●お申し込みご記入コーナー(氏名欄には代表の方のみご記入ください。)
 貴社名(所属団体):
 氏名/役職:
 所属部署:
 住所:
 電話番号:
 参加希望日: 517日(火), 614日(火)
 参加人数:
 代表の方以外の氏名:

▲セミナーに関するご質問
 東朋テクノロジー株式会社 3Dソリューション課
 新屋(シンヤ)、吉田、松下まで
 電話番号:052-251-7250
 メール問い合わせはそのまま“返信”をご利用ください。