弊社、3D Systems社は、この度、創立25周年を迎えました。つまり今年2011年、光造形という発明が25年、四半世紀を迎えたということです。
これを記念し、米国Time Compression Technology (TCT)マガジンに、3D Systems創始者であり、現在でもCTOとして活躍中の、Chuck Hull氏の特集が掲載されました。
光造形は、ステレオリソグラフィー(Stereolithography)と呼ばれ、Chuck Hullにより、25年前の1986年にSLAというシステムにより世界で初めて製品化されました。
従来の「材料の塊を削って作る」切削とは全く異なる発想で、「必要な材料だけを、光(レーザー)によって固めながら積み重ねて成形する」、積層造形(= Additive Manufacturing)を初めて実現化したものが、この”光造形法”です。
今では自動車や航空機を代表とした、あらゆる製品の物作りの工程で、設計、開発サイクルの短縮から少量多品種パーツの生産まで、その応用範囲は益々広がっています。さらに積層造形としても、様々な材料や方式が実用化されており、最近では”3Dプリンター”という総称で知られてきています。
10万円台の低価格・小型3Dプリンターも出てきたことで、欧米では小学生がCADと併せて学校教育で使ったり、ホビーの分野でも個人で使えるレベルになってきおり、一般コンシューマへの普及の可能性も広がっています。
次の25年に3Dプリンターは、物づくりを、そして我々の生活をどのように変えるのでしょう?
そして、あなたは25年前には何をしていて、25年後には何をしているのでしょう?
0 件のコメント :
コメントを投稿