3D systems社がラピッドフォーム社を獲得 (M&A)

ラピッドフォーム社 (Rapidform)
- 強力なスキャンデータからCAD、検査ソリューションでのリーダー
- 韓国の戦略を足掛かりにチャネルをグローバルに拡充

【米国サウスカロライナ州ロックヒル2012年10月9日（現地時間）発】

　　3Dシステムズ社（ニューヨーク証券取引所：DDD）は、リバースエンジニアリング、検査用ソフトウェアツールの優れた世界的なプロバイダーであるラピッドフォーム（本社：ソウル・韓国）を現金 3500万ドルで獲得したことを発表しました。
ラピッドフォームのリバースエンジニアリングおよび検査ソフトウェアは、製品の品質向上と短期間での市場への投入を実現します。ラピッドフォームは、スキャンデータ処理、メッシュの最適化、自動サーフェースとCADモデリングのツールを世界中のプロフェショナルのエンジニア、ものづくりに携わる方々のために提供しています。

3Dシステムズ社 社長兼最高経営責任者（CEO）Abe Reichentalは、次のように述べています。「これは、お客様と株主のためのゲームチェンジャーであり、我々の戦略計画と同調しています。我々は、Calvin Hur氏と彼のチームを歓迎しています。3Dシステムズ社の広範囲な製品ラインナップを持つラピッドフォームが加わることで、急速に拡大している3Dコンテンツからプリンタの分野での成長を加速させることができると期待しています。」

ラピッドフォーム CEO Calvin Hurは、次のようにコメントしています。「ワールドクラスのリーダーであり、イノベーターである3Dシステムズ社の一部になることに非常に光栄に思います。3Dシステムズ社は、規模、リソース、そしてデザイナー、エンジニアの利益のために3DスキャンデータからCADへのワークフローを普及させるという当社のビジョンを実現するための戦略的なプラットフォームを提供してくれます。」

ラピッドフォームの補強により3Dシステムズ社は、第五成長イニシアチブの基盤を確保しています。この重要な成長イニシアチブは、統合された3Dコンテンツからプリンタソリューションを提供します。ラピッドフォームは、3Dシステムズの補完的な製品と技術の範囲を拡充し、韓国と日本を足掛かりにグローバルに拡大しています。

• 3Dシステムズ社について
  
  3Dシステムズ社は、3Dプリンタ、プリントマテリアル、プロフェショナル、コンシューマー向けのオンデマンドカスタムパーツサービスを含む3Dコンテンツ、プリンタソリューションを提供しています。CADソフトウェアやプラグイン、手頃な価格のコンシューマー向けプリンタ、アプリ、サービスを提供しています。専門的な統合されたソリューションは、デジタル入力から直接、実物の部品をプリントし、新製品を設計する時間とコストの削減を提供します。これらのソリューションはお客様が迅速に設計するために制作、コミュニケーション、プロトタイプ、実物部品を生産する工程で使用されています。
  
  同社に関する詳細な情報は、下記のWEBをご覧ください
  www.3DSystems.com

• ラピッドフォームについて
  
  ラピッドフォームは、世界でもっとも優れた3Dスキャンソフトウェアの開発を行っています。ラピッドフォームのソフトウェア・ソリューションは、リバースエンジニアリング、3Dイメージング、3Dスキャンデータを用いた品質検査の分野にて世界トップのシェアを誇っております。ラピッドフォームは、3Dスキャン技術において非常に強力なツールであり、様々なアプリケーション特に3Dスキャニングで製造、R&D、品質管理、医療、土木工学に至るまで、幅広い分野で活用されています。アウディ、フォード、ヒュンダイ、トヨタ、ロールスロイス、フォルクスワーゲン、日立、パナソニック、オークレー、サムソン、ソニー、アルコア、ベントレー等の世界の大手企業で研究、設計、製造、品質管理分野でラピッドフォームの先端技術が使用されています。
  
  ラピッドフォームの詳細な情報は下記をご覧ください。
  http://www.rapidform.com/ja/home-3/