11月8日に東京デンタルショーに参加しました(東京ビッグサイト)
http://www.daitokyo-kumiai.or.jp/show2009/
最近デンタル分野でのRPの応用が非常に活発になってきています。
会場でも、いち早くCADCAMの出力として3D printer(DP3000)を活用されていたデンツプライ三金さんのブースで、RPという概念を説明するために、モンキーレンチなどの稼動型のサンプルを展示されていたのが面白かったです。確かに、「削る」、という概念はわかる方が多いのですが、「樹脂を積み重ねて形状を作る」、という概念はなかなか説明しずらいですね。
また専門セミナーでは、歯科技工士でもいらっしゃる
「協和デンタルラボラトリー 代表取締役 木村 健二先生」の講演を拝聴いたしました。
補綴技工に応じた「セルコンCAD/CAMシステム」の進化、という題目でしたが、今非常に動きの早い、またホットはdigital dentistry, dental CAD/CAMをテーマとした最新情報は、大変勉強になりました!!
特に、口腔内スキャナ(Oral Scanner)という、患者さんの口の中の状態を非接触で3Dスキャンするものが4メーカから既に出てきていることや、
第三世代のCADCAMは、ジルコニアの切削加工以外に、メタル用wax upにも対応していることなど
(ここで弊社のDP3000が登場!)
他にもインプラント製作用システムとして画期的なものが近々発表されるらしいこと、など、盛りだくさんでした。
そして今後の歯科技工界について、
・充実した設備を有する大型ラボと、スペシャリストを有するクオリティの高い小規模ラボに二極分化
・歯科の国際化が進む、日本の技工士も海外で活躍できるチャンス
・技術のskill upをしていない歯科技工士は淘汰される
「今はまだ使えない」と言っているとそのうちに取り残される
大きなラボでこれを本格的に使われたら小さなラボは負ける
といった大きな流れに対して危機感を訴えていらした点は、大変印象に残りました。
そして、今考えないとならない事として、
何が本当に残るのか??
信用できる仲間、メーカは?
という問いかけをお聞きした時に、
”弊社も信用されるメーカ・仲間にならなければいけない”と強く感じました。
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