2011年4月6日水曜日

Bits From Bytes 3Dプリンター クラスルームで活躍

  スリーディー・システムズ・グループのBits From Bytes(BFB)社は、英国のThorpedene小学校のパイロットプロジェクトである、kide™に選ばれました。

このプロジェクトでは、BFB社の3Dプリンターを使って生徒に3Dプリントした玩具のデザインをさせるという、ユニークな教育ツールです。

コンピュータを使ってデザインしたモデルは、3Dプリンターで造形され、生徒が自分で作った玩具で遊ぶことができます。またバーチャルと物質的な3D世界のリンクを理解することが可能です。

これによって、個性を伸ばしながら、玩具のフル・カスタム化ができました。楽しく遊びながら学ぶ経験により、生き生きとしたインタラクションができたのです。

 "kideville" という4カ月になるプロジェクトでは、生徒が3Dプリンターでデザインした家やビルだけを使って、都市を作るという学習をしました。ここで生徒は、まずアイデアから最終的な模型まで、どうやってデザインを行うかを学びます。これはつまり、プロのデザイナーが行うプロセスと基本的に同じで、
  • リサーチ(調査や下調べ)
  • ブレインストーミング
  • チームワーク
  • スケッチ
  • 図面(テクニカル・ドローイング)
  • CAD
  • ハンドモデル
  • 3Dプリント
  • 後処理
といった要素がすべて盛り込まれています。


BFB-3000 3Dプリンターは、小型で安価で、どこでも簡単に使える手軽な構造であるため、教室に簡単にインストールができます。造形のプロセスも単純でわかりやすく、子供たちがデザインしたデータが、実際どうやって模型になるのかが手に取るようにわかるので、生徒はみな、興味深く、モチベーションをもって、物づくり体験を習得していきます。

そう、これは彼ら自身の、小さな工場(mini factory)なのです!


この結果、2クラスの生徒から、66個のバーチャル・シティが完成しました。
このような画期的な学習体験の場に、BFB社の3Dプリンターが活躍しています。

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