2015年4月28日火曜日

Geomagic®Capture™でスキャンしてみよう(スキャンの難しい材質・色)

これまで、Geomagic®Capture™でスキャニングする方法をいくつかご紹介してきましたが、今日はそんなCaptureでもそのままスキャンをするには難しい材質や色のご紹介したいと思います。



それは、どういったものなのか、またどうすればスキャンできるのでしょうか。

まずは、ガラスやペットボトルのような透明、または半透明のもの。
これは投影した光が透過してしまうのでスキャンする事ができません。




次に、ピアノのように艶出し加工されているものや、ピカピカの金属、鏡のように自分が映り込んでしまうもの。
これも投影した光がカメラへ返ってこないので、スキャンする事ができません。

そしてもう一つ。気を付けなければならないのが色です。
CaptureではブルーLEDを搭載しているのですが、その補色(反対色)となる赤やオレンジはスキャンをする事ができません。
補色とは、色同士が打ち消しあう関係の2色を指します。



では、こういった材質・色のワークをスキャンするにはどうしたら良いのでしょう。

確実な方法は、ワークを着色してしまう事です。
Captureでスキャンする上で最も適しているマットな白やグレーに着色できれば、スキャン時間も短く、ノイズの少ない美しいデータを取得する事ができます。

とは言え、気軽に着色できないものもありますよね。。。

そんな時に使われるのが、洗い落とす事のできる「探傷剤」と呼ばれる白色スプレーなのですが、これは金属の表面等の細かい傷を非破壊で検査するための薬剤になります。
真っ白に塗布する事ができるのでとても便利な反面、換気のしっかりされている場所でないと使用をする事ができません。

そこでオススメなのが、パウダー入りの制汗スプレーです。
探傷剤に比べると薄付きにはなりますが、これなら手軽に購入できますし、周りを気にせず使い放題!
夏場なら更に使い放題! 笑

他にも、ベビーパウダーやチョークの粉をはたくのも有効な手段の一つです。

今まで諦めていた材質や色のワークも、これでスキャニングできますね!


2015年4月15日水曜日

キヤノンマーケティングジャパン株式会社 第7回ものづくり革新セミナー開催のお知らせ






開催概要

キヤノンマーケティングジャパン株式会社は米国3DSystems社の国内正規代理店として、各種3Dプリンター装置のご提案をおこなっております。

この度、お客様からお問い合わせの多い産業用3Dプリンターをご紹介させて頂く為、ご好評につき今回で
7回目となるプライベートセミナーを開催させていただく運びとなりました。

是非この機会に、ものづくり革新に寄与する産業用3Dプリンターの“創造力”を感じて頂ければと存じます。


日時: 2015年5月29日(金) 14:00-15:30予定
会場: キヤノンマーケティングジャパン㈱ 港南事業所2F コンベンションルーム
場所: 東京都港区港南2-13-29 キヤノン港南ビル2F 品川駅(港南口)より徒歩7分



≪セミナー内容≫
① 金属粉末積層造形機(DMP)のご紹介
② 光造形機(SLA)及び樹脂粉末造形機(SLS)のご紹介
③ 質疑応答
 http://cweb.canon.jp/3dsystems/seminar/index.html


≪お申込み・お問い合わせ≫
・お申込み
WEB: 申込みフォーム(24時間受付)
    ※2015年5月25日(月)で申込みを締め切らせて頂きます。


≪お問合せ≫
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
プロセス機器営業部 販売第一課  Tel:03-3740-3399

キヤノンマーケティングジャパン株式会社 「INTERMOLD2015」への出展

東京ビックサイトにて開催されている『INTERMOLD 2015』に
足を運ばれる際には、下記ブースに是非ともお立ち寄り下さい。


▼白銅株式会社(小間番号:753)
 3DSYSTEMS社製金属粉末焼結3Dプリンター ProX300をご導入頂いたお客様です。
 メタル3Dプリンターを用いた受託製造を行っております。

▼キヤノンマーケティングジャパン株式会社(小間番号:242)
 型技術協会ブースにて、3DSYSTEMS社製3Dプリンターのご紹介をしております。


[会期:4月15日(水)~4月18日(土)]
http://www.intermold.jp/outline/exhibition_list/