それは、どういったものなのか、またどうすればスキャンできるのでしょうか。
まずは、ガラスやペットボトルのような透明、または半透明のもの。
これは投影した光が透過してしまうのでスキャンする事ができません。
次に、ピアノのように艶出し加工されているものや、ピカピカの金属、鏡のように自分が映り込んでしまうもの。
これも投影した光がカメラへ返ってこないので、スキャンする事ができません。
そしてもう一つ。気を付けなければならないのが色です。
CaptureではブルーLEDを搭載しているのですが、その補色(反対色)となる赤やオレンジはスキャンをする事ができません。
補色とは、色同士が打ち消しあう関係の2色を指します。
では、こういった材質・色のワークをスキャンするにはどうしたら良いのでしょう。
確実な方法は、ワークを着色してしまう事です。
Captureでスキャンする上で最も適しているマットな白やグレーに着色できれば、スキャン時間も短く、ノイズの少ない美しいデータを取得する事ができます。
とは言え、気軽に着色できないものもありますよね。。。
そんな時に使われるのが、洗い落とす事のできる「探傷剤」と呼ばれる白色スプレーなのですが、これは金属の表面等の細かい傷を非破壊で検査するための薬剤になります。
真っ白に塗布する事ができるのでとても便利な反面、換気のしっかりされている場所でないと使用をする事ができません。
そこでオススメなのが、パウダー入りの制汗スプレーです。
探傷剤に比べると薄付きにはなりますが、これなら手軽に購入できますし、周りを気にせず使い放題!
夏場なら更に使い放題! 笑
他にも、ベビーパウダーやチョークの粉をはたくのも有効な手段の一つです。
今まで諦めていた材質や色のワークも、これでスキャニングできますね!
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