2021年5月21日金曜日

3D Systems、2 社の戦略的買収を発表

  • Allevi, Inc. の買収により、医学および薬学研究室の成長を促進することで再生医療イニシアチブの拡大を目指す
  • ドイツのソフトウェア会社 Additive Works GmbH の買収により、産業規模で 3D プリント プロセスの高速最適化シミュレーション機能の拡大を目指す


2021 年 5 月 6 日付け、サウスキャロライナ州ロックヒル – 本日、3D Systems (NYSE:DDD) は、医学および高い信頼性が求められる産業で急速に拡大しつつあるアィディブ マニュファクチャリング (AM) の機会に対応するため、的を絞った投資を行ったことを発表した。今回の投資は、2020 年 8 月に発表した「再編成」、「再構築」、「非主力資産の売却」、「加速する成長への投資」といった 4 段階からなる当社の意欲的なイニシアチブにおける重要なステップの一環でもある。

Allevi 買収による再生医療成長への投資 

3 年にわたり懸命に開発に取り組んだ結果、今年 1 月、3D Systems は United Therapeutics とのパートナーシップ提携を通し、人体の固形臓器 (肺など) のプリントに的を絞った再生医療プログラムにおいて大躍進を遂げたことを発表した。この進歩に付随して、当社は再生医療への取り組みを拡大するため、この躍進的技術への投資計画も発表しており、平行して、近々臓器以外の人体へも適用する。

当社では、生体再生医療での用途において継続的な進歩が見られたことを受け、医療および薬学の研究開発ラボにおいて、近い将来増加が見込まれる先進的なバイオプリントの要求を満たし、本技術を拡大する更なる機会を見い出している。上記のラボでは、3D バイオプリントを使用する機会を増やして体内の自然組織、骨、血管を模倣する 3D 細胞構造を作成し、再生医療の生体外研究と新たな薬物療法の開発を促進している。このようなラボの中心的取り組みを促進するため、当社は、ペンシルベニア州フィラデルフィアを拠点とする 3D バイオプリンター、生体適合材料 (別名バイオインク)、ラボ専用ソフトウェアで構成されるバイオプリント ソリューションの開発会社である Allevi を買収したことを発表した。2014 年、Allevi はこの新興市場に向け、優れたテクノロジー基盤、ブランド、流通ネットワークを確立し、現在では 40 か国以上に 380 以上の医療および薬学研究所を構えている。Allevi は完全ソリューションのプロバイダーとしてビジネスモデルを 3D Systems に合わせて調整するほか、両社は生体用途に向けて 3D Systems が開発した技術の活用に向け体制を整え、規模拡大に伴うラボのニーズを満たす。

この買収により、3D Systems は急速な成長を遂げる医療再生分野における数々の用途に効果的に対応できるようになる。医療再生分野の収益は、毎年 15% 以上成長し、2025 年までには 180 億ドルを上回ると Medgadget、Research and Markets、Allied Market Research など、複数の研究所によって予想されている。Allevi の技術と専門性が加わることで、3D Systems はラボと人体への用途を短期的および中期的に開発するほか、人体臓器の開発を長期的に実現することを予定している。このような根幹を基に、また、急速に成長する影響力の大きい用途に向けて開発活動のペースを整えることで、当社は新興医療市場のリーダーとして独自の地位を確立している。


アディティブ作業の獲得により、産業規模でアディティブ マニュファクチャリングの採用を加速

アディティブ マニュファクチャリングの産業化は、金属およびポリマーのプリント テクノロジーの成熟と、産業機器、信頼性の高さが求められる用途、人体での使用に適したプリント適性を備えた材料が急速に拡大されたことで実現されている。今後、AM の成長に欠かせないのは、幅広い産業の一般的な製造メーカーでの導入に対応できるソフトウェアの存在である。製造メーカーにとって、生産性を上げ、プリント製品の生産量とパフォーマンスを向上させるためには、ソフトウェアは使いやすく、新しいコンポーネントの設計のプリント プロセスに合わせて短時間で最適化できることが必要不可欠である。

本産業のパイオニアおよびアディティブ マニュファクチャリングの産業化のリーダーである 3D Systems は、2016 年に 3DXpert® を導入している。市場をリードするこのソフトウェア パッケージは、部品設計から後処理まで、AM ワークフローの各ステップに対応できる。3DXpert は後続のリリースでプロセスの各ステップを見直し、ワークフローの最適化と、より高度なプリント テクノロジーや材料に対応できるように改善されている。このソフトウェアの基盤構築を足掛かりに、3D Systems は Additive Works の買収契約を締結し、規制当局の認可を受けた旨を発表した。ドイツのブレーメンを拠点とする当ソフトウェア会社は、2015 年の設立以降、シミュレーションに基づく最適化および AM プリントの準備とワークフローの自動化に焦点を絞っている。高度なアルゴリズムと使いやすいユーザー インターフェースを採用した Additive Works のソフトウェアを使用すれば、製造エンジニアは、部品の向きやサポート構造など、最適なプリント設定をすぐに決定できるほか、効率的な熱管理や歪み補正といったプロセス設定を直接適用できる。この高度に自動化されたシミュレーション ソフトウェアは、主要な CAD システム、3DXpert、その他のプリント プラットフォームとシームレスに連携するため、生産量、スループット、コンポーネントのパフォーマンスを向上させつつ、設定時間を削減して、生産性を増大させられる。結果的に、製造プロセスが短縮されるうえ信頼性が高まるほか、コストの削減、コンポーネント パフォーマンスの向上が実現される。

Additive Works のシミュレーションの専門性を 3D Systems のソフトウェア チームに取り込むことで、同社がサービスを提供する産業やヘルスケア市場全般でのアディティブ マニュファクチャリングの採用を促進すると同時に、当社の AM ソフトウェア ポートフォリオとイノベーション能力を強化していく。これには、専門家向けの Additive Works Amphyon と CAD ユーザー向けの Amphyon プラグインが含まれ、両製品とも、今後も継続的に単独製品として顧客向けに販売するほか、サポートを提供する。 


今回の 2 社の買収について、3D Systems の社長兼 CEO である Jeffrey Graves 博士は、次のように述べている。「当社は、加速する成長と収益性への投資にさらに注目しつつ、当社の 4 段階計画を継続的に提供していくつもりです。3D Systems のポートフォリオに Allevi および Additive Works 社の専門性、能力、技術が加わることに期待を膨らませています。今回の投資により、当社は産業全般の用途における AM の導入率を促進しつつ、再生医療のような極めて活気的な市場を含め、ヘルスケア市場に幅広く対応できるソリューション ポートフォリオの充実を図っています。また、今回の投資は当社のお客様に今まで以上の価値をもたらし、当社の技術に新たな門戸を開くだけでなく、今後 3D Systems が活気に満ちた未来に求める成長と収益性の促進につながるはずです」   

3D Systems は、本件に関し、2021 年 5 月 11 日、午前 8:30 (EDT) に予定される収支報告で、さらなるコメントを発表する予定です。詳細については、同社のウェブサイトをご覧ください。


将来の見通しに関する記述

本リリースの特定の記述は、過去または現在の事実の記述ではなく、1995 年米国民事証券訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995) の意義の範囲内における将来の見通しに関する記述です。将来の見通しに関する記述には、当社の実際の結果、業績または成果が過去の結果あるいは将来の見通しに関する記述によって明示または暗示される将来の結果または予測と大幅に異なる可能性がある既知および未知のリスク、不確実性およびその他の要因が含まれます。多くの場合、将来の見通しに関する記述は、「確信する」、「信念」、「期待する」、「可能性がある」、「はすである」、「推定する」、「意図する」、「予期する」または「予定である」などの用語あるいは類似用語の否定形により特定できます。将来の見通しに関する記述は、経営陣の信念、仮定および現在の期待に基づいており、当社の信念に関する注釈および当社の事業に影響を及ぼす将来の出来事や動向に関する期待が含まれる場合があるため、必然的に不確実なことがあり、それらの多くは当社の管理範囲の対象外です。3D Systems の米国証券取引委員会への定期提出書類の見出し「将来の見通しに関する記述」および「リスク要因」に記載されている要因、およびその他の要因により、実際の結果は将来の見通しに関する記述に反映または予測された結果と大幅に異なる可能性があります。経営陣は将来の見通しに関する記述に反映された期待が合理的であると確信していますが、将来の見通しに関する記述は将来の業績や結果を保証されるものでも、信頼されるべきものでもありません。また、そのような業績や結果が達成される時期を正確に示すものであるとは必ずしも証明されません。記載された将来の見通しに関する記述は、記載日時点のものです。3D Systems は、将来の展開、その後の出来事または状況、あるいはその他の結果にかかわらず、経営陣または経営陣に代わって示された将来の見通しに関する記述を更新または見直す義務を負いません。


3D Systems について 

30 年余り前、3D Systems は 3D プリントのイノベーションを製造業にもたらしました。現在は、業界をリードするアディティブマニュファクチャリングソリューションパートナーとして、あらゆる活動にイノベーション、パフォーマンス、および信頼性をもたらすことで、これまで不可能であった製品やビジネスモデルを創出するチャンスをお客様に提供しています。当社独自のハードウェア、ソフトウェア、材料、およびサービスの製品により構成されるそれぞれの特定用途向けソリューションは、専門知識を駆使し、お客様と連携しながら製品とサービスの提供方法の変革に取り組んでいる当社のアプリケーションエンジニアにより実装されます。3D Systems のソリューションは、医療、歯科、航空宇宙と防衛、自動車、消費財など、ヘルスケア市場や産業市場でのさまざまな先進的なアプリケーションに対応しています。当社の詳細については、www.3dsystems.com をご覧ください。


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