2010年12月27日月曜日

Design Worldの読者投票で、スリーディー・システムズ社が2010年の業界リーダーとして選出されました

Design World誌及びDesign World Onlineの読者投票で、2010年1月~12月のデジタル・マニュファクチャリング・ラピッドプロトタイプ業界のリーダーとして、スリーディー・システムズ社が選出されました。

このカテゴリーには、3Dプリンターや積層造形のメーカとして、他に10社のエントリーがありました。

スリーディー・システムズ社は、過去20年に渡って積層造形、光造形の先駆者として、.STLファイル形式の開発やオープンソース化、SLS製品の開発などに関わってきました。
過去10年間、大規模な製造ソリューションとして、航空宇宙、防衛、車両や医療などの分野の発展に貢献してきました。

そして最近では、より低価格の小型3Dプリンターや、3Dpropartsのオンライン・パーツ製造サービスにより、手頃な”コンテンツからプリント”ソリューションが、オフィス、学校、ホビー業界へも広まっています。

「積層造形(Additive Manufacturing)を世に出してから、ちょうど25年を迎えようとしている節目の今、業界リーダとして認められたことは大変光栄なことです。投資家、先駆者、ユーザ、パートナーの方々へ深く感謝すると共に、より手頃な"3D content-to-print"のソリューションを世界のあらゆる層に広めることに努力したいと思います。」 Abe Reichental, president and CEO of 3D Systems

2010年12月17日金曜日

大塚商会・実践ソリューションフェア 2011 出展決定!

来年2月の頭に開催される、大塚商会様主催の「実践ソリューションフェア 2011(東京)」にて、弊社の3Dプリンター ProJet(tm) を実演展示することが決まりました。

大塚商会様の一年で最大のビジネスフェアです。充実したセミナー群もご注目ください。新製品情報も発表いたします。

「実践ソリューションフェア 2011 」
http://event.otsuka-shokai.co.jp/11/j/tokyo/

■日程 2011年2月2日(水)~4日(金)  9:30~17:30
■場所 ザ・プリンス パークタワー東京
■費用 無料
■お申し込み  web siteから直接お申し込みください
  http://event.otsuka-shokai.co.jp/11/j/tokyo/
■セミナーご案内
 http://event.otsuka-shokai.co.jp/11/j/tokyo/seminar.asp

2010年12月14日火曜日

V-Flash ユーザ事例  デザイン教育

アートセンター カレッジ オブ デザイン
(米国カリフォルニア、パサデナ)


(上:左はオリジナル、右は塗装したもの)

アートセンター・カレッジオブデザインは、芸術とデザイン教育に80年の歴史を持つ大学です。厳格で学際的なカリキュラムを持ち、専門能力を有し、社会や産業に強い接点を持つ人材を多く輩出しています。生徒はアートとデザインの世界、そしてさらにその先の成功を実現するため、リスクを負い限界に挑戦します。

「V-Flash® 3Dプリンタはコンパクトで手頃な価格ですが、アートセンターの学生や教職員の要求する品質を犠牲にしない、高速で高品質なシステムです。V-Flash®は我々にとって大変理想的なモデラーです。」 モデルショップ・ダイレクターのデビッド・コーリー氏は語ります。


(上:アーキテクチャ概念モデルのプリント)

アートセンターはCAD / CAMソフトウェアから3Dプリンティング・システムまでの最新の設計技術を展開し、学生がコースワークを通して利用できるようにしました。

様々な理由から、ほとんどの3Dプリンタは専任オペレータが必要となります。そのため制約が多くなり、各学期の終わりに3Dラボのボトルネックとなってしまいます。

そのためアートセンターは、課題を最小限にするために、パーソナルユースの3Dプリントシステムを確立し、生徒がそれぞれ自分で、3Dプリントジョブを最初から最後まで管理できるような体制を考えました。

検討の結果、アートセンターは3DシステムズのV-Flashデスクトップ・プリンタを、パーソナル・プリントの概念をテストするために導入しました。そして今、学生は、滑らかな表面で細かい表現のできるプラスチック・パーツを自分で作ることができるようになりました。

「以前はるかに高価だったラピッド・プロトタイピング・システムと、遜色ないほどの高品質のパーツを作ることができます。」 コーリー氏は言います。 「最先端技術がアートセンターのDNAです。技術革新の最前線を行くために、我々は個人アクセス型の3Dプリント環境をリードしていきます。」


2010年12月8日水曜日

光造形で歯科用作業模型を作る

スリーディー・システムズ社のSLA光造形システムを使うと、歯科模型を一度に数多く生産することができます。3Dスキャナから石膏模型、印象(歯形)、または口腔内­を直接スキャンしたデータを取り、光造形システムで高精度で実体化した模型は、その後­の技工作業に利用できます。

デジタル・デンティストリー(歯科技工の3Dデジタル化)では、模型作りは非常に重要となるプロセ­スです。歯科模型は、ワックスアップ以外に、矯正用フレームワークやインプラント手術でも利用されます。

ビデオでは、以下の流れをご紹介しています。

1. 3Dスキャナから取得したSTLデータを、装置に転送する
2. 装置のソフトウェアで、STLデータを輪切りにスライス化する
3. 光造形装置のタンクに光硬化性樹脂(液体)を満たす
4. 紫外線レーザーがスライス化されたデータを一層分トレースする
5. 光が当たったところだけ樹脂が固まる
6. 一層目ができたら、プラットフォームを少しだけ沈める
7. ブレードで樹脂の表面を平らにする
8.  工程の4~7を繰り返す
9. すべての造形が終わると、プラットフォームを引き上げてタンクからモデルを取りだす
10. ポストプロセス:紫外線で二次硬化を行う (これで表面がしっかり固まります)

そして、この後モデルは技工所に送られます

2010年12月2日木曜日

次世代3Dプリンタ ProJet™6000 発表

3D Systemsは、今週ドイツで行われているEuromold展にて、次世代3DプリンターのProJet™ 6000 を発表いたしました。 2011年内の出荷を目指します。

ProJet™ 6000 は3Dプリンタの高解像度と、SLA®の持つプロフェッショナルレベルのパーツ特性の両方の特徴を併せ持つような、クロスオーバー・プリンタとして開発されました。 3レベルの高解像度モードで、高靭性、フレキシブル、クリア、耐熱性など様々な用途に対応できるVisiJet®マテリアル群をサポートする予定です。

ProJet™ 6000 は、最高品質のパーツを、プロダクション用に、3Dプリンタの使いやすさや導入しやすい価格帯で提供するためにデザインされました。

ブレークスルーとして次世代のクロスオーバー・モデルとなる、ProJet™ 6000をご期待ください。


プレスリリース記事はこちら:
http://printin3d.com/news-events/press-releases/3d-systems-unveils-next-generation-3d-printers