2015年3月24日火曜日

ものづくり部 活動報告①

すっかり春らしい陽気になってきましたね。
日が長くなるのは嬉しいですが、花粉症の身としては少々つらい季節です。。

今日は少し進展してきました ものづくり部の活動報告をおこないたいと思います。

前回のものづくり部発足でご紹介したあの画像が…

なんと!こうなりました!!









少しだけ「ものづくり感」が出てきた気がします。

プリンターチームの知識で形状の寸法やクリアランスを決め、
それをソフトウェアチームがモデリングしました。

素敵な連携です。




これらのパーツが一体何になるかは、もうしばらく先のお楽しみです。

ではまた。

2015年3月22日日曜日

10,000 頭以上の犬が、3DプリントされたTTA RAPIDインプラントで歩けるようになりました

3D SystemsとRita Leibinger Medical社は、3Dプリントしたインプラント治療を施すことで、1万頭の障害のある犬は、自由に歩いたり走ったりする自由な生活を取り戻すことができました。

これは TTA RAPID™ インプラントと呼ばれ、通常はリハビリに何か月もかかる治療を、たった6週間で完了することができました。


https://youtu.be/C77dMHNBsKo

このインプラントは、3D Systemsの3Dデジタルデザインツールと、ダイレクトメタルプリンタ(DMP)によって、素材はチタンで製作されました。犬の靭帯じんたい損傷用インプラントは、小型で、複雑な中空構造なので、3Dプリンタでないと作ることができません。その上、非常に微細でかつ高い精度が要求されるため、定評のある3D SystemsのProXシリーズが使われました。

チタンで3Dプリントされたインプラントは、骨の早い成長を促し、それによって治療と回復時間が短縮されました。

オリジナル・ストーリーはこちら

2015年3月11日水曜日

Geomagic®Capture™でスキャンしてみよう(ターゲットマーカー位置合わせ)~スキャニング編~

今回はGeomagic®Capture™のターゲットマーカー位置合わせによるスキャン方法をご紹介します。

Captureのセッティングや、ベストフィット位置合わせについては、以前ご紹介しましたGeomagic®Capture™でスキャンしてみよう(ベストフィット位置合わせ)~準備編~Geomagic®Capture™でスキャンしてみよう(ベストフィット位置合わせ)~スキャニング編~をご確認くださいね。



ターゲットマーカー位置合わせで必要なものがこちら



Captureに付属しているターゲットマーカーシールです。

このシールをワークやワークの周辺に貼ります。
するとスキャンの際、ターゲットマーカーの形状を認識し、自動的に位置合わせを行ってくれます。

ターゲットマーカーシールを貼ってみました。




シールを貼るコツですが、あまり何も考えずに適当に貼ってください(笑)
あまり丁寧に等間隔に貼ってしまうと、逆に位置を認識できなくなってしまいます。
そして、これも重要なポイントですが、1回のスキャン範囲につき、なるべく5つ以上ターゲットマーカーが配置されるようにしてください。
あまり少ないと、ターゲットを認識することができません。。

では、早速スキャン画面を立ち上げましょう。
ピントや露出の設定を終えたら、スキャン方法を指定します。
設定画面に切り替え、デバイス登録を「ターゲットマーカー」にしてください。







スキャンボタンをクリックし、スキャンを開始します。



ターゲットマーカーはスキャンされませんので、その部分は穴が開いた状態になります。

方向を切り替えてスキャンします。
この時、前回スキャンした位置にあるターゲットマーカーが最低3つ以上重なるように配置します。



ワークを立ててみたりしながら、必要箇所をスキャンします。



必要なスキャンが全て完了したら、「OK」ボタンをクリックしスキャニングは終了です。


いかがでしたか?

最初にターゲットマーカーがしっかりと配置されていれば、割と色々な方向からスキャニングできるのがこの方法の利点です。

ですが、小さいワークやそもそもシールを貼ってはいけないワークもあると思います。
そのようなものをスキャニングする際は、ワークを乗せる台座等にシールを貼ると代用できます。
※この場合は台座とワークの位置関係が崩れると当然合わなくなりますので、気を付けてくださいね。

2015年3月10日火曜日

カラープラスチック3Dプリント出力サービス

ProJet 4500は、アクリル樹脂パウダーに最大100万色のカラー3Dプリントをする、新世代の3Dプリンターです。このプリンターを試してみたい!出力をしてみたい!というお客様に朗報です。ProJet 4500を使った出力サービスをご利用いただけるサイトをご紹介いたします。




■ 株式会社 ニシカワ 様

最新の3Dプリンターをはじめ、3Dスキャナー・3Dモデリングソフトウェアを揃え “ものづくり”をサポート致します。

電話:042−808−3055
http://www.nishikawa-gr.com/lib/pdf/nm_3Dmodeling.pdf

■ 世田谷ものづくり学校 様

IIDでは、構想を具現化するために必要な設備とオペレーターを配備しています。3Dプリンターでは、試作品の前段階であるモックアップをスピーディに作成が可能。さらにデザイナーや職人の手作業による加工を施すことができます。

電話:03-5481-9011
http://setagaya-school.net/lab/

ご興味のある方はどうぞ連絡を取ってみてください。