2015年3月11日水曜日

Geomagic®Capture™でスキャンしてみよう(ターゲットマーカー位置合わせ)~スキャニング編~

今回はGeomagic®Capture™のターゲットマーカー位置合わせによるスキャン方法をご紹介します。

Captureのセッティングや、ベストフィット位置合わせについては、以前ご紹介しましたGeomagic®Capture™でスキャンしてみよう(ベストフィット位置合わせ)~準備編~Geomagic®Capture™でスキャンしてみよう(ベストフィット位置合わせ)~スキャニング編~をご確認くださいね。



ターゲットマーカー位置合わせで必要なものがこちら



Captureに付属しているターゲットマーカーシールです。

このシールをワークやワークの周辺に貼ります。
するとスキャンの際、ターゲットマーカーの形状を認識し、自動的に位置合わせを行ってくれます。

ターゲットマーカーシールを貼ってみました。




シールを貼るコツですが、あまり何も考えずに適当に貼ってください(笑)
あまり丁寧に等間隔に貼ってしまうと、逆に位置を認識できなくなってしまいます。
そして、これも重要なポイントですが、1回のスキャン範囲につき、なるべく5つ以上ターゲットマーカーが配置されるようにしてください。
あまり少ないと、ターゲットを認識することができません。。

では、早速スキャン画面を立ち上げましょう。
ピントや露出の設定を終えたら、スキャン方法を指定します。
設定画面に切り替え、デバイス登録を「ターゲットマーカー」にしてください。







スキャンボタンをクリックし、スキャンを開始します。



ターゲットマーカーはスキャンされませんので、その部分は穴が開いた状態になります。

方向を切り替えてスキャンします。
この時、前回スキャンした位置にあるターゲットマーカーが最低3つ以上重なるように配置します。



ワークを立ててみたりしながら、必要箇所をスキャンします。



必要なスキャンが全て完了したら、「OK」ボタンをクリックしスキャニングは終了です。


いかがでしたか?

最初にターゲットマーカーがしっかりと配置されていれば、割と色々な方向からスキャニングできるのがこの方法の利点です。

ですが、小さいワークやそもそもシールを貼ってはいけないワークもあると思います。
そのようなものをスキャニングする際は、ワークを乗せる台座等にシールを貼ると代用できます。
※この場合は台座とワークの位置関係が崩れると当然合わなくなりますので、気を付けてくださいね。

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