まだ読んでいない方は、ぜひそちらもご覧くださいね!
前回はドライバーのグリップを新しく作ってみたものの、差込口が大きくデザインされてしまった為に、ドライバーがぐらついてしまいました。
という事で、今回はデザイン修正を行ってみましょう。
差込口の大きさをカバーするため、滑り止めを付けてみることにしました。
[Geomagic®Design™X]は一度作成したモデルの履歴を編集する事ができるので、
もともとのスケッチを利用しながら、それを書き直すことができます。
イチから新しく作成する必要がない分、時間短縮にも繋がりますね。
作成したスケッチを押し出し、円形パターンで必要な数をコピーします。
滑り止めができました。
折角なので、握りやすくなるようにデザイン変更もしてみたり。
最初のデータと比べると、ずいぶんと形が変わりましたね。。
変更したモデルをDesign XでSTL(ポリゴンモデル)に変換し、[CubePro®]でプリントします。
プリントしたてのモデルは前編で紹介したように積層段差が表面にありますので、今回はサンドペーパーを使って研磨し、オリジナルのグリップと同色の黒に塗装してみました。
滑り止めのおかげで今回は無事にドライバーがしっかりと固定されました。
表面処理したおかげで手触りもよく、なかなか使い心地もよく出来上がりました。
実際に手に取ると どこが問題であるか一目でわかるので、修正をする際とても役に立ちますね。
次回は番外篇として、さらにこのグリップをOnly Oneに仕上げたいと思います。
ではまた。
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