3D Systems社のFigure 4(フィギュア―・フォー)っていう3Dプリンターを聞いたことがありますか?これまで他の光造形タイプの3Dプリンターに埋もれてしまっていたこのプリンター、日本国内でも数多くの造形を重ねるごとにご使用いただいているお客様及びご検討されているお客様の期待を、良い意味で裏切ってきているのです。もっと積極的に紹介しないともったいない!ということで、単なる製品紹介にならないように、造形に関してより具体的で実践的な情報を発信することを目的として、僭越ながら新たなブログの連載を開始することにしました。今回は第1回目ということで、Figure 4製品のラインアップと製品ごとの概要をご紹介します。これ以降の連載も今回のように4,5分程度で読めるような感じで情報をまとめていきたいと思いますので、継続してお読みいただけると幸いです。では前置きはここまでにしまして、早速本題に入りたいと思います。
Figure 4は光造形タイプの3Dプリンターで、各積層レイヤーを面露光することにより造形時間を大幅に短縮しています。メンテナンスは簡単!材料交換も非常に簡単で使いやすさ抜群です!皆さんが最も気にされる造形品質も、先にも申し上げましたが、昨年来日本国内でも既に多くのベンチマークを実施しており、依頼されたお客様より非常に高いご評価をいただいております。
<Figure 4 ラインアップ>
Figure 4 Standalone(フィギュア―・フォー・スタンドアローン)
造形エリアX:124.8×Y:70.2×Z:196㎜を可能とするラインアップの中のエントリーモデルです。単独使用がメインの環境にピッタリ。造形品質は他のモデルと全く同じです。 材料は樹脂用のトレイに手動で装填します。 本体の大きさ:約68.1 x 70.4 x 135.6 ㎝ 重量:約54.4㎏ |
Figure 4 Jewelry(フィギュア―・フォー・ジュエリー)
ジュエリー用アプリケーションに特化した材料のみを扱うプリンターです。それ以外、上記のStandaloneと同じです。 材料は樹脂用のトレイに樹脂ボトルから手動で補充します。 本体の大きさ:約42.6 x 48.9 x 97.1 ㎝ 重量:約34.5㎏ |
Figure 4 Modular(フィギュア―・フォー・モジューラー)
本体の拡張性があり、1台のコントローラーから最大24台のプリンターを制御することが可能です。造形サイズは、XY平面がStandaloneと同じですが、Z方向は346㎜まで拡張されています。樹脂材料はポンプによって自動補充されます。 本体の大きさ:約66.1 x 72.9 x 209.1 ㎝(プリンター本体) 重量:約190.5㎏ |
Figure 4 Production(フィギュア―・フォー・プロダクション)
機種によって使用できる材料の違い等ありますが、造形の基本性能は全て同じです。以降連載中は特別機種名を明記しない限り、Figure 4共通の項目だと思ってお読みください。
Figure 4ファミリーについての詳細はこちらになります。
https://ja.3dsystems.com/3d-printers/figure-4
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
記事 AEs
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