3D GD&T は参照データ(CAD データ)と測定データの寸法判定および幾何公差判定を行います。参照データとして使用する比較の基準となるデータには、CADデータの他にメッシュデータを使うことも可能です。ここではCADデータを使った3次元モデルの寸法判定について紹介します。
CADデータとベストフィットの測定データとの比較イメージ |
測定データの表面はイメージ画像のようにバラつきを持った状態で分布しています。
Control Xではバラつきを持った測定点からベストフィットした仮想の形状を作り、
この形状とCADデータの面を寸法計算して比較します。
上の図は、3D寸法を使ってモデルの左右側面の寸法を測った結果を表しています。
結果にはCADの寸法として160、寸法の公差値として±0.5が表示されており、また寸法の色が赤で表示されています。
これは測定データの寸法(実測値)が、CADの寸法に対する許容誤差である公差値から外れていて、判定としてはNGであるということを表しています。
もし測定データの寸法がCADの寸法に対して公差値以内の誤差であれば、OK判定として緑色で表示されます。またOK判定であっても公差値を50%超えている場合は黄色で表示されます。黄色で表示された結果は、判定としてはOKであるけれどもNGに近いということを表します。
次回は
『Geomagic Control X 製品についてのご紹介⑤』 2D GD&T を紹介します。
もし測定データの寸法がCADの寸法に対して公差値以内の誤差であれば、OK判定として緑色で表示されます。またOK判定であっても公差値を50%超えている場合は黄色で表示されます。黄色で表示された結果は、判定としてはOKであるけれどもNGに近いということを表します。
次回は
『Geomagic Control X 製品についてのご紹介⑤』 2D GD&T を紹介します。
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