2010年12月27日月曜日

Design Worldの読者投票で、スリーディー・システムズ社が2010年の業界リーダーとして選出されました

Design World誌及びDesign World Onlineの読者投票で、2010年1月~12月のデジタル・マニュファクチャリング・ラピッドプロトタイプ業界のリーダーとして、スリーディー・システムズ社が選出されました。

このカテゴリーには、3Dプリンターや積層造形のメーカとして、他に10社のエントリーがありました。

スリーディー・システムズ社は、過去20年に渡って積層造形、光造形の先駆者として、.STLファイル形式の開発やオープンソース化、SLS製品の開発などに関わってきました。
過去10年間、大規模な製造ソリューションとして、航空宇宙、防衛、車両や医療などの分野の発展に貢献してきました。

そして最近では、より低価格の小型3Dプリンターや、3Dpropartsのオンライン・パーツ製造サービスにより、手頃な”コンテンツからプリント”ソリューションが、オフィス、学校、ホビー業界へも広まっています。

「積層造形(Additive Manufacturing)を世に出してから、ちょうど25年を迎えようとしている節目の今、業界リーダとして認められたことは大変光栄なことです。投資家、先駆者、ユーザ、パートナーの方々へ深く感謝すると共に、より手頃な"3D content-to-print"のソリューションを世界のあらゆる層に広めることに努力したいと思います。」 Abe Reichental, president and CEO of 3D Systems

2010年12月17日金曜日

大塚商会・実践ソリューションフェア 2011 出展決定!

来年2月の頭に開催される、大塚商会様主催の「実践ソリューションフェア 2011(東京)」にて、弊社の3Dプリンター ProJet(tm) を実演展示することが決まりました。

大塚商会様の一年で最大のビジネスフェアです。充実したセミナー群もご注目ください。新製品情報も発表いたします。

「実践ソリューションフェア 2011 」
http://event.otsuka-shokai.co.jp/11/j/tokyo/

■日程 2011年2月2日(水)~4日(金)  9:30~17:30
■場所 ザ・プリンス パークタワー東京
■費用 無料
■お申し込み  web siteから直接お申し込みください
  http://event.otsuka-shokai.co.jp/11/j/tokyo/
■セミナーご案内
 http://event.otsuka-shokai.co.jp/11/j/tokyo/seminar.asp

2010年12月14日火曜日

V-Flash ユーザ事例  デザイン教育

アートセンター カレッジ オブ デザイン
(米国カリフォルニア、パサデナ)


(上:左はオリジナル、右は塗装したもの)

アートセンター・カレッジオブデザインは、芸術とデザイン教育に80年の歴史を持つ大学です。厳格で学際的なカリキュラムを持ち、専門能力を有し、社会や産業に強い接点を持つ人材を多く輩出しています。生徒はアートとデザインの世界、そしてさらにその先の成功を実現するため、リスクを負い限界に挑戦します。

「V-Flash® 3Dプリンタはコンパクトで手頃な価格ですが、アートセンターの学生や教職員の要求する品質を犠牲にしない、高速で高品質なシステムです。V-Flash®は我々にとって大変理想的なモデラーです。」 モデルショップ・ダイレクターのデビッド・コーリー氏は語ります。


(上:アーキテクチャ概念モデルのプリント)

アートセンターはCAD / CAMソフトウェアから3Dプリンティング・システムまでの最新の設計技術を展開し、学生がコースワークを通して利用できるようにしました。

様々な理由から、ほとんどの3Dプリンタは専任オペレータが必要となります。そのため制約が多くなり、各学期の終わりに3Dラボのボトルネックとなってしまいます。

そのためアートセンターは、課題を最小限にするために、パーソナルユースの3Dプリントシステムを確立し、生徒がそれぞれ自分で、3Dプリントジョブを最初から最後まで管理できるような体制を考えました。

検討の結果、アートセンターは3DシステムズのV-Flashデスクトップ・プリンタを、パーソナル・プリントの概念をテストするために導入しました。そして今、学生は、滑らかな表面で細かい表現のできるプラスチック・パーツを自分で作ることができるようになりました。

「以前はるかに高価だったラピッド・プロトタイピング・システムと、遜色ないほどの高品質のパーツを作ることができます。」 コーリー氏は言います。 「最先端技術がアートセンターのDNAです。技術革新の最前線を行くために、我々は個人アクセス型の3Dプリント環境をリードしていきます。」


2010年12月8日水曜日

光造形で歯科用作業模型を作る

スリーディー・システムズ社のSLA光造形システムを使うと、歯科模型を一度に数多く生産することができます。3Dスキャナから石膏模型、印象(歯形)、または口腔内­を直接スキャンしたデータを取り、光造形システムで高精度で実体化した模型は、その後­の技工作業に利用できます。

デジタル・デンティストリー(歯科技工の3Dデジタル化)では、模型作りは非常に重要となるプロセ­スです。歯科模型は、ワックスアップ以外に、矯正用フレームワークやインプラント手術でも利用されます。

ビデオでは、以下の流れをご紹介しています。

1. 3Dスキャナから取得したSTLデータを、装置に転送する
2. 装置のソフトウェアで、STLデータを輪切りにスライス化する
3. 光造形装置のタンクに光硬化性樹脂(液体)を満たす
4. 紫外線レーザーがスライス化されたデータを一層分トレースする
5. 光が当たったところだけ樹脂が固まる
6. 一層目ができたら、プラットフォームを少しだけ沈める
7. ブレードで樹脂の表面を平らにする
8.  工程の4~7を繰り返す
9. すべての造形が終わると、プラットフォームを引き上げてタンクからモデルを取りだす
10. ポストプロセス:紫外線で二次硬化を行う (これで表面がしっかり固まります)

そして、この後モデルは技工所に送られます

2010年12月2日木曜日

次世代3Dプリンタ ProJet™6000 発表

3D Systemsは、今週ドイツで行われているEuromold展にて、次世代3DプリンターのProJet™ 6000 を発表いたしました。 2011年内の出荷を目指します。

ProJet™ 6000 は3Dプリンタの高解像度と、SLA®の持つプロフェッショナルレベルのパーツ特性の両方の特徴を併せ持つような、クロスオーバー・プリンタとして開発されました。 3レベルの高解像度モードで、高靭性、フレキシブル、クリア、耐熱性など様々な用途に対応できるVisiJet®マテリアル群をサポートする予定です。

ProJet™ 6000 は、最高品質のパーツを、プロダクション用に、3Dプリンタの使いやすさや導入しやすい価格帯で提供するためにデザインされました。

ブレークスルーとして次世代のクロスオーバー・モデルとなる、ProJet™ 6000をご期待ください。


プレスリリース記事はこちら:
http://printin3d.com/news-events/press-releases/3d-systems-unveils-next-generation-3d-printers

2010年11月24日水曜日

3D Systems @ EuroMold 2010!

製造業界で世界最大級の展示会である"EuroMold(ユーロモールド)"に、今年も弊社スリーディー・システムズ社は出展をいたします。

************ EuroMold 2010  概要 ***************
●開催期間:  2010年12月1日~4日
●場 所:    ドイツ、フランクフルト
●ブース番号: Hall 11、  D46, E26
●公式サイト: http://www.euromold.com/index.php?id=51&l=1
**********************************************

3Dプリンターは、新製品を含むフル・ラインアップを出展。
また、3DプリンターとSLA(R)光造形のクロスオーバーとなるような新製品もお披露目される予定です。

また、DEMATとパートナーを組み、対話型の3Dツール "3D DesignBar"やソリューションを紹介します。

他にも、イギリスの教育分野の権威であるDavid White氏を招き、3Dプリンターを教育分野で使うことの有益性や経験談について、発表をいたします。

EuroMold 2010では、弊社の3Dプリンター、3Dプロダクション・センターから3Dproparts(tm) パーツ供給サービスまでのトータルのポートフォリオと"3D Content-To-Print" ソリューションをご紹介します。

EuroMoldにご来場予定の方は、是非弊社3D Systemsブースにお立ち寄りください。

2010年11月16日火曜日

11月26日(水)大阪でセミナーやります

「3Dプリンターを使ったモノづくり最新事情」セミナーが、
大阪で行われます!

実機展示もいたします。
関西方面の方、奮ってご参加ください。

■日程: 2010年11月26日(水) 14:00 ~ 17:00
■会場: JBグループ 新大阪事業所(新大阪トラストタワー13 F)
■内容: 13:30~ 受付開始
      14:10~ 「3Dプリンターを使ったモノづくり最新事情」
        講師:JBサービス株式会社 鈴木 淳一氏
     15:00~  3Dプリンター実機見学会
         スリーディー・システムズ社製 「V-Flash」
     15:50~ 3Dプリンター 導入事例紹介
■参加費: 無料
申し込み先: jbs_seminar@jbsvc.co.jp

PS: 私、小林も事例紹介で参加する予定です、よろしくお願いします

2010年11月15日月曜日

3Dシステムズ — 記録的な第三四半期

3D Systems Corporation (NASDAQ: TDSC)は、記録的な第三四半期を発表しました。

2009年の第三四半期に比べて収益が50%上昇し、売上総利益が90ベース・ポイント拡大、一株あたり23セントを獲得しました。

2009年以来、数々のサービス・ビューローや関連企業の買収・合併を続けていますが、無借金経営の健全な財務体質を継続しています。

なお、本件に関するニュースリリース及び具体的な財務結果については、以下のページをご覧ください。
http://www.3dsystems.com/newsevents/newsreleases/082810_3D_Systems_Earns_23_cents_per_share_Q3_2010.asp

川崎新産業創造センター(KBIC) ものづくり講座でV-Flashを採用

(財)川崎市産業振興財団 かわさき新産業創造センター(KBIC) にて、今年の8月から3D CAD/CAM/RPのものづくり講座が開始し、V-Flashが採用されました。

「CAD/CAMはあらゆるものづくりの現場で利用されています。本講座は、3D CADを用いての3次元モデリング・2次元製図、作成した形状モデルの3次元プリンタ(V-Flash)による造形、CAMを利用しての機械加工まで、一貫して学習する事ができる講座です。」
http://www.kawasaki-net.ne.jp/kbic/event/kouza37.htm#naiyou
(2010年8月~10月)

この講座では他にCADはAlibreDesign, CAMはMastercamが使われています。

今後のスケジュールについては、直接KBIC様にお問い合わせください。

2010年10月28日木曜日

3Dプリンター モノづくり最新事情セミナー 11月17日

JBサービス主催「第2回3Dプリンターを使ったモノづくりセミナー」が開催されます。当セミナーでは工業製品の試作工程が、現在どのように行われているか、そのポイントを解説し、3Dプリンターを導入することにより、具体的にどのような効果が発揮されるのかをご紹介します。

●日程: 2010年11月17日(水) 14:00~17:00
●会場: JBグループ蒲田事業所(ニッセイアロマスクエア15F)
●参加費: 無料(定員50名)
●内容:
14:10~ 「3Dプリンターを使ったモノづくり最新事情」
  講師:JBサービス㈱サービス事業部 鈴木淳一
15:00~ 3Dプリンター見学会 ProJet, V-Flash
15:50~ ProJet導入ユーザ パネル・ディスカッション
  三和電気工業株式会社 開発技術部
    北條幹夫様
  株式会社エムアイシー デジタル造形セクション
    栗田匡記様
  ソニーマニュファクチュアリングシステムズ株式会社
  デバイス事業部モデリング課 石垣祐次様

前回出席者の感想:
「講演ではいろいろなメーカーの3Dプリンターの話を聞けたので、検討のよい材料となった」
「実際の導入担当者が、良いことも悪いことも話していたので、とても参考になった」
 
申し込みまたは詳細は、
 JBサービス株式会社 長谷川様あて
 Tel. 03-3356-5705
 jbs_seminar@jbsvc.co.jp
 
 

2010年10月15日金曜日

World Dental Show 2010 ピックアップ

10月8日(金)にパシフィコ横浜にて開催されていた、第6回ワールドデンタルショーに足を運びました。
いくつかのブースにて、当社の3Dプリンターおよび光造形で作られた製品が発表されていましたので、ここでご紹介します。(以下、敬称略)


1.デンツプライ三金
 
①メタルコーピング用 3D プリンター DP3000
 
 入口すぐ左のデンツプライ三金ブース内では、様々な技工所支援のためのソリューションを展示しており、ProJet DP3000はその中のCADCAMコーナーにて、メタルコーピング対応のための3Dプリンタとして紹介されていました。デンツプライのcercon eye, cercon artから、以前はジルコニア・コーピング(切削)だけのソリューションだったのが、メタルボンドにも対応したことを正式に発表されていらっしゃいました。
 
 
技術者がかなりの時間をかけて、”スキャン->設計->プリント->鋳造”の全プロセスを検証され、「これならば大丈夫!」と太鼓判を押せるレベルになったという印象です。すでに複数の認定戦略ラボで実用化されており、臨床で使える精度を持った製品作りのサイクルに組み込まれています。
 
技工所では、最終的に作られるホテツ製品の精度と保証を求めているので、それをすべてサポートできる体制と技術を、デンツプライ三金さんは確立していました。

なお、三金ラボさんにてメタルコーピングのサービスも開始しています。
http://www.sankin-labo.com/products/metal_corping.html
 
②インプラントサージガイド用 光造形パーツ
 
 インプラントのコーナーでは、CTデータから診断用データを設計し、それをもとに光造形で製作したサージガイドのEXPERT EASE(tm) guideを展示。CADCAMやRPによって、安全で高度なインプラント上部構造の製作が可能となっています。   


2.豊通マシナリー(元DICO)
 
 センサブル・テクノロジーズ社のDental Labシステムの代理店であるDICOのブースでは、その出力部を担うProJet DP3000が展示、実演されていました。すでに国内の複数の技工所に実績があり、そこで製作されたサンプルも展示。ソフトウェアの機能により2つの製品に分けて価格を調整し、導入しやすいプライスにしました、ということでした。



3.スリーエム

 今回3M社のブースでは Lava(TM) C.O.S (Chairside Oral Scanner) 口腔内スキャナのデモが大々的に行われていました。実演を見るのは初めてでしたが、非常に高速に、また簡単に口腔内の3D画像がデジタル化されていく様には、とてもびっくりしました。
3Dスキャンにも様々な方式がありますが、Lava C.O.Sでは3つのカメラで一秒間に約20枚の3D画像データを取得しているということで、動画像で認識しているようです。また一度に取れない部分があっても、そこを何度か走査すると欠けていた部分が補間されて連続した3Dデータになるようで、歯科医がチェアサイドで使うことを考慮された操作性を目指しているようでした。

日本での発売予定は来年の秋ごろということで、まだ一年ほど先ですが、シロナもC.O.Sが発表されており、これからこの技術が一般的になると、入口からすべてデジタル化されることになり、技工のプロセスが様変わりする可能性を感じます。 凄いですね~

そうなると、印象や石膏モデルは不必要になりますが、作業模型は絶対に必要です。そのためにC.O.Sで取った3Dデータを歯科模型として作り上げるのに必須なのが、ラピッドプロトタイプです。 
3Mのブースでは、スリーディー・システムズのiPro 光造形装置で作った模型が展示されていました。

光造形で製作された歯科模型の表面の滑らかさや精度を見ると、C.O.Sで取られたデータがかなり品質の高いものであると感じます。以前のサンプルと比べて、格段に良くなっていました。


当然のことながら、クリニックですぐに3Dデータ化できれば、それを送る先は遠方でも国境を越えてもいいわけです。現在のようにインプレッションを石膏モデルにするために、現物を渡す、送るという制約はないのです。

例えばアメリカのクリニックでC.O.Sでデータを取った後、夕方にまとめてアジアのラボに送ると、アジアでは朝からデータを光造形にかけます。同時にCADでワックスアップの設計を行い、そのデータをお昼頃から3Dプリンタにかけると、夕方には”光造形の作業模型+3Dプリントのコーピングパーツ”ができることになります。アメリカ時間の次の日の朝には仕上がっているわけです。しかも1個ではなく、何十個~何百個も同時に製作できるのです。

しかしこれはRPに関係するメリットだけですので、それ以外のプロセス自動化も含めて、digital dentistry (デンタルのデジタル化)で一体どこまで変わるのでしょう?これからも目が離せません。


2010年10月14日木曜日

イタリア Provel社 買収

10月12日、当社はイタリアにあるサービス・ビューローのProvel社の買収を発表いたしました。
Provel社は主にSLA, SLS, ウレタンキャスティング、ラピッド・ツーリングなどの、ラピッドプロトタイピング、ツーリング、製造サービスを、自動車メーカなどの製造系クライアントへ提供してまいりました。これにより、スリーディー・システムズはアメリカからヨーロッパへ、サービス拠点の拡大を図っていきます。

2010年10月6日水曜日

3D Systems Acquires Bits From Bytes

10月5日スリーディー・システムズ社は、イギリスの小型低価格3Dプリンター・メーカ Bits From Bytes社の株式を獲得いたしました。

Bits From Bytes(BFB)社は、University of Bath(バス大学)で行われたRepRapプロジェクトの研究成果をベースに、オープンソースの組み立て式3Dプリンタ・キットを$1300~$3900の価格帯で発売しています。主に、教育、ホビー、DIY方面に多く導入され、マテリアルはABS, PLA, ポリプロピレン, ポリエチレンなど、透明なものから色つきまで様々な選択ができ、同社の"BFB3000" 3Dプリンターで利用できます。

2010年のWohlers reportによると、世界の3Dプリンターの販売数の約17%を占め、第二位の出荷台数となっています。

オリジナルのプレスリリース
http://www.3dsystems.com/newsevents/newsreleases/10_05_2010_3D_Systems_acquires_Bits_From_Bytes.asp
 

2010年10月4日月曜日

3Dプリンター 展示会・イベント情報 ”2010年秋”

3DプリンターのProJetやV-Flashが、以下の展示会で各パートナー様ブースにて紹介されます。

■第6回ワールドデンタルショー
  http://www.quint-j.co.jp/web/world/index.php
  開催日:10月8日(金) ~ 10日(日)
  場所:パシフィコ横浜
  入場無料
  デンツプライ三金様ブースにて
  ProJet DP3000 デンタル向け3Dプリンター展示予定

■Solidworks World Japan 2010
  http://www.swwj2010.jp/2010/
  開催日:10月14日(水) 10:00~18:00
  場所:ホテル日航東京
  イグアス様ブースにて、V-Flash, ProJetパーツを展示

■大塚商会様 3Dデータ活用Solution Fair
  http://event.otsuka-shokai.co.jp/10/1022cad/
  開催日:10月22日(金) 10:00~17:30
  会場:㈱大塚商会 本社ビル3F 東京飯田橋
  参加無料、事前予約制
  イグアス様ブースにて、V-Flash, ProJetパーツを展示

■DAS DIGITAL COMMUNICATIONS FORUM 2010
  http://www.das.or.jp/Exhibition/DAS/item_327.html
  開催日:11月5日(金) 12:00 ~ 18:30
  場所:オーバルホール 大阪市北区梅田3丁目4-5
  V-Flash展示

大塚商会主催 SolidWorks Solution Seminar 2010 Tokyo
  http://event.otsuka-shokai.co.jp/10/1112sw/
  開催日:11月12日(金) 10:00~17:30
  会場:㈱大塚商会 本社ビル3F 東京飯田橋
  参加無料、事前予約制
  イグアス様ブースにて、V-Flash, ProJetパーツを展示

■大塚商会 ビジネスソリューションフェア
  http://event.otsuka-shokai.co.jp/10/b/kobe/
  開催日:11月19日(金) 9:30~17:30
  会場:神戸メリケンパークオリエンタルホテル
  イグアス様ブースにて、V-Flash展示
  http://event.otsuka-shokai.co.jp/10/b/kobe/system.asp?sub=syscom&act=3466

2010年9月27日月曜日

ProJetが再生医療研究で活躍!国立循環器病研究センター様

大阪府吹田市にある「国立循環器病研究センター」で、最先端の再生医療をご研究されている、工学博士 中山泰秀室長は、心臓弁の役割を果たす人工弁を自分の細胞から作成する研究において、従来のシリコン製の造形品から3Dプリンターを使用して作成する手法に変更し、研究パターンの増加とスピード化を実現されました。

研究実験で使う心臓弁は、設計変更も多いのですが、従来は1年にひとつのモデルしか試作できませんでした。2010年3月に「ProJet™ HD3000」を導入後、約2ヶ月で既に5つのモデルを作成するなど、即座にフル活用されています。現在は血管など更に複雑な形状の立体化にチャレンジされていらっしゃいます。



記事とインタビューは、こちらをどうぞ。



2010年9月18日土曜日

サービス さらに拡大

3D Systems社は、アメリカ時間の9月16日(木)、米国イリノイ州にあるExpress Pattern社の株式獲得を発表いたしました。これにより、3Dproparts™ サービス事業(パーツ製造・加工サービス)を、更に強化、拡大して参ります。

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本リリースの詳細については、以下をご覧ください。
本社プレスリリース記事

Express Pattern社
 Vernon Hills, Illinois
防衛、運輸、ヘルスケアなどのクライアントに、最先端のラピッド・キャスティング(RPを活用したインベストメント鋳造法)、ツーリング、パーツ試作ソリューションを提供し、その技術とサービスには定評のある会社です。

●関連記事: 弊社が過去に株式獲得した企業について
 http://3d-printer-japan.blogspot.com/2010/04/blog-post.html
 http://3d-printer-japan.blogspot.com/2009/09/3d-systems-acquires-key-desktop-factory.html

2010年9月15日水曜日

V-Flash 事例: シアトル小児病院

シアトル小児病院 治療開発研究センターは、V-Flashを使って3D医療モデルを開発しています。先日インターネット上でWebinar(webを使ったセミナー)が開かれました。興味深いアプリケーションですので、その時のプレゼンテーションをご紹介します!

なお、実際の様子はWebinarのアーカイブよりご覧いただけます。
http://printin3d.com/sites/printin3d.com/files/webinars/3dp_medical_models_webinar_9.wmv
ジェイ先生が講演。日本では夜中の11時半から開始です。(どうしても東海岸時間になってしまうので、ちょっとつらいですが・・アーカイブもあるので、ご利用ください)
呼吸窮迫症候群になる早産児は、生命維持治療が必要ですが、そのためのCPAP治療法では、呼吸を助けるため、患者固有の咽頭尾部の模型が必要なのだそうです。

そこでV-Flashを使って研究所内で早産児の咽頭尾部の模型が、素早くそして正確にできるようになったのです。作ったモデルはすぐに医師に確認してもらいます。また、国際協力でも活躍、2週間で2種類の機能試作パーツが、インドとベトナムに提供できたということです
モデルを作る手順です:
1. まず患者の早産児のCTスキャンを取ります
2.CTスキャンデータをSTLファイルに変換します
3.V-Flashで造形。CTデータに忠実に内部が中空になっています 
V-Flashのパーツは水を入れても漏れないので、こういった容器の試作にも向いています。外注に比べるとコストが14分の1くらいになりましたね。
使い勝手が良いので、最近は他の疾患の治療支援にも使い始めました。
V-Flashに決めた理由は・・・
1. 有機的な形状を、正確に、素早く造形できる
2. 導入価格が安く、コストパフォーマンスが良い
3. 器材の試作をするため、耐水性があること(水を漏らさない樹脂)
4. 使いやすい 

3Dシステムズとダッソー・システムズ 正式にパートナーシップを締結

8月16日
3Dシステムズは、PLM, Catia,などの製造ソリューションで世界的リーダーであるフランスのダッソー・システムズと、イマーシブ・バーチャリティ・ネットワークのテクノロジー・パートナーシップを締結しました。

この契約によって、今後両社は協力して、3Dコンテンツの製作、プロダクトの獲得と造形、サービスやソリューションを支援、推進していきます。

2010年9月7日火曜日

3Dプリンターで ヤモリの大群

K's Designさんのblogで、
V-Flashで可愛いヤモリが大量生産されているのを発見しました!

★リンク★ ヤモリ量産?3Dプリンタ「VFlash」ライブ中継

V-Flashの造形版の上でヤモリが大行進、うわぉ・・

 サポート外すと、手の上にごっさりと・・・

一個だけ見ると結構可愛い!

ちなみに、モニターの中に鎮座しているのは、3Dモデラー"FreeForm"で作ったデジタルクレイのヤモリ君。FreeFormからSTLファイルでV-Flashに出力し、V-Flashのほうで沢山コピーして一度にプリントしました。

こちらでは、製作風景のビデオが公開されています
http://twitcasting.tv/unosuke/movie/423502
http://twitcasting.tv/unosuke/movie/423765
http://twitcasting.tv/unosuke/movie/423702

2010年9月4日土曜日

iGUAZU 3Dプリンター・ショールーム オープン!

株式会社イグアス様(東京・蒲田)が素晴らしい3Dプリンター専用ショールームをオープンしました!スリーディー・システムズ 副社長のミケレ・マルケサンがご案内します。

★映像はこちら


2010年8月23日月曜日

「3Dプリンターを使ったモノづくり最新事情」セミナー

現在日本企業は、激しい企業間競争に打ち勝つための「グローバル化促進」、「企業体質強化」が求められる一方で、これまで以上にコスト削減のための改善が要求されるという厳しい状況におかれています。

当セミナーは工業デザインの試作工程が、現在どのように行われているか、そのポイントを解説し、3Dプリンターを導入することにより、具体的にどのような効果が発揮されるのかをご紹介します。

既に3Dプリンターを導入された企業様ご担当者の具体的な“生の声”を聞くことができますので、デザイン・設計・試作ご担当様のご参加をお待ちしております。

<セミナー内容>

・日程: 2010年9月8日(水) 14:00~17:00

・会場: JBグループ蒲田事業所(ニッセイアロマスクエア 15F)

・14:10- 「3Dプリンターを使ったモノづくり最新事情」
   講師:JBサービス株式会社 サービス事業部 鈴木淳一

・15:00- 3Dプリンター実機見学会 「ProJet」「V-Flash」

・15:50- 「ProJet」導入事例紹介  導入企業様のパネルディスカッション
   三和電気工業株式会社 開発技術部 北條幹夫様
   株式会社エムアイシー  デジタル造形セクション 栗田匡記様

・参加費: 無料
・主 催: JBサービス株式会社
・協 賛: 株式会社イグアス
・定 員: 先着50名
・申し込み方法:ご関心のある方はメール japaninfo@3dsystems.com へお問い合わせください。
 追って申し込み用紙をお送りします。

2010年7月29日木曜日

V-Flash on US Post Signal

日本に在住するUS Armyの人たち向けのThe Post Signal というテレビ番組でDMSが特集され、その中で弊社の日本支社代表取締役のトーマス・パンがV-Flashを紹介しました。

The Post Signal DMS特集 (YouTube)

DMSのインタビューは5分22秒から、
トーマス・パンのインタビューは6分47秒から
ご覧ください。

2010年7月20日火曜日

石川遼さんのリアルフィギュア製作にProJetが利用されました

ProJetユーザの株式会社エムアイシーさんが、
プロゴルファー石川遼さんの1/6フィギュアの原型を
独自の3Dデジタル手法 「3Dスキャン-3Dデザイン-3Dプリント」 により製作し、グループ会社で量産、バンダイから発売されることが決まりました。

先週の東京おもちゃショー期間に発表され、申し込み殺到とのこと。

ものすご~く、似ています!

大変高いクオリティです。これこそ、ジャパン・クオリティ!?

プレミアム・バンダイの製品の購入サイトからはメーキング・ビデオも見れます(ただし期間限定)。
ProJetも一瞬ですが、写っています :-)
 
★DIGITAL GRADE MASTER REAL SWING 石川 遼 
 公式web サイト
 http://p-bandai.jp/item/item-1000006238/?TOP_A

2010年7月10日土曜日

ProJetで 超小型無人飛行機を開発!ライト州立大学

ProJet HD3000 超小型無人飛行機の開発に活躍

米国陸軍が保有する遠隔操縦の無人航空機(UAV)は2008年に40万時間以上の飛行を行い、米国国土安全保障省は200台以上のUAVを国境管理に採用しました。

この試みは成功しているものの、UAVは都市や室内環境で利用されることを想定したデザインにはなっていません。昨今のテロ対策では、都市や限定された空間での監視、偵察、諜報、戦闘などの活動が重要になってきています。

そのため軍事用の『超小型無人飛行機 ( Micro Air Vehicle 通称 MAV) 』が軍事的にも都市保安のためにも、人間が行うにはとても危険な行為を代替するという意味で、大きな潜在性を持っています。

例えばビルやテロリストの巣窟を偵察したり、時には災害の発生した原子力発電所の中で放射線漏れのリスクがある場所に入ったり、炭鉱災害で人命を救助する場合など、様々です。

「MAVの小型化には、飛行物体のデザインパラダイムにおけるダイナミックな変革が必要です。それはライト兄弟が一世紀前に行った偉業に匹敵するものです。」ファン博士は述べます。「我々の挑戦に応えられる、ここまで小さくまた精密で正確なパーツを造形できるのは、ProJet だけです。
  ジョージ・ファン博士 (Dr. George Huang)
  オハイヨ州、デイトン、ライト州立大学
  機械材料エンジニアリング学部 教授

★開発中の超小型無人飛行機の映像

ファン博士はエアロ・ダイナミクスと計算流体力学の専門家で、大学生と大学院生のためのMAVの開発プログラムのプロジェクトのために抜擢されました。空軍に委託されたプロジェクトで、擬態科学を使い、MAVの究極的な飛行物体としてトンボを目標にしました。

写真にあるような実際に飛行のできる試作モデルを作るために、ファン博士はProJet™ HD3000 3Dプリンターを採用しました。研究チームは現在、MAVの設計をさらに改善するために、ProJetを多用しています。

現在のMAVは小鳥位の大きさで、遠隔操作で飛行します。実際目にすると、飛行の速さや機動性、軽量化された極微小パーツやギアに驚かされます。これらはすべてProJet™ HD3000で造形され、テストが繰り返されています。研究チームは第一世代のMAVの開発に成功し、現在第二世代のデザインを行っています。ファン博士のリーダーシップにより、チームは手のひらに収まるサイズで5グラムほどに超軽量化したMAVを開発中です。

2010年7月9日金曜日

V-Flash ユーザ事例

新しく海外から届いたV-Flashのユーザ事例です。サーモスタットのケース?でしょうか。思ったよりシャープなエッジや細かい部分が綺麗にできています。如何でしょう?

2010年6月29日火曜日

教育ITソリューションEXPOにて V-Flash 出展します!

7月8日(木)~10日(土)に東京ビッグサイトにて開催される、「教育ITソリューションEXPO(通称EDIX)」にて、V-Flashデスクトップ3Dプリンターを展示いたします。

教育ITソリューションEXPO
公式ホームページ: http://www.edix-expo.jp/index.html
教材・教育コンテンツ ゾーン

㈱イグアス ブース


●3D小型プリンター「V-Flash」 : 3Dデータを形にし新しいものづくり教育実現

 [対象]:大学/ 専門学校/ 高等学校/ 一般企業

●高解像度3Dモデラー「Projet」 : 医療、工学部門のハイレベルな造形を実現します
 [対象]:大学/ 専門学校/ 一般企業

●3Dデータ活用支援サービス : 3Dツールを活用するための3D総合支援サービス
 [対象]:大学/ 専門学校/ 一般企業

この他にも3Dスキャナや3D触感デバイスモデラーFreeForm などを出展いたします。

こんな教育関係者の方々へ・・・

・進路指導・就職支援を効果的に行いたい

・新しい教材・魅力的な教材を探したい

週末の土曜日もやっています、ご興味のある方は、どうぞいらしてください。
(招待状あります)


2010年6月28日月曜日

DMS展 御礼

無事、DMS設計製造ソリューション展が終了しました。

梅雨で蒸し暑い中、去年以上の沢山の方々に、「スリーディー・システムズ&インクス&イグアス」3社共同ブースにご来場いただきました。ここに御礼申し上げます。

特に159万円の3Dプリンター V-Flash と、驚きの微細造形が可能な ProJet については、各方面から非常に高いご関心をいただきました!

ここに展示した造形物の一部を写真でご紹介いたします。 色がついているものは、造形した後に塗装を施したものです。


2010年6月24日木曜日

DMS展 一日目

スリーディー・システムズとイグアスの共同ブースでは、

ProJetとV-Flashで作ったトイ・トレインが、一日中カタカタと動いています。

データはCatia v5で、ダッソーシステムズさんからのご提供です。


2010年6月18日金曜日

オフィス 引っ越しました

この度、日本支社のオフィスの引っ越しをいたしました。
新しい住所は、

(株)スリーディー・システムズ・ジャパン
〒154-0005 
東京都世田谷区三宿1-13-1 東映三宿ビル6階
TEL:03-5712-5131(代表)

「三軒茶屋」の駅から歩いて8分程のところです。
新オフィスは明るくバルコニーもあり、働きやすい環境です。

またお取引先様各位より、お花をいただきました。
有難うございました。お陰さまでオフィスが華やいでいます。





2010年5月31日月曜日

6/7, 8 ダッソー・システムズ Japan Customer Forum 2010へ初出展します

6月7日(月)、8日(火)の2日間、芝公園のプリンス パークタワー東京にて開催されるダッソー・システムズ主催のアニュアル・イベント、"Japan Customer Forum 2010"へ、3Dシステムズとしては初めて、V-Flash及びProJetの出展をいたします!

またこの出展を機に、ダッソー社と3Dシステムズ社は、グローバルでのパートナーシップを締結することになりました。

当日は、CATIAの活用方法の事例として、CATIAで製作しProJetで造形した「カスタム・プラレール」のデモをお披露目します。貴方のデザインしたオリジナル・トレインが手にとって遊べる時代へ!?参加ご予定のCatiaユーザの方々は、イグアス・3D Systemsの共同展示ブースへ是非お寄りください。

★JCF 2010 公式web site
http://www.seminar.jp/jcforum2010/

また、6月1日12:00まで、通常10,000円の参加費用が無料になる”超お得な”招待券の申し込みもやっております。

★無料招待券 申し込みサイト
https://www.3ds-jp.com/em/enq/enq_form.php?qIds=7F5xssqaiKz5

2010年5月27日木曜日

6/3 デザイン&造形プロセス 革新セミナー

来週の6月3日(木)13:00から、東京国際フォーラムにて、㈱データデザイン様主催の「デザイン&造形プロセス 革新セミナー」が行われます。そこで急きょV-Flashのサンプル展示をさせていただくことになりました。

このセミナーでは、新しい3次元ハンディスキャナーの"ArtecMHT"を使って来場者の顔をその場でスキャンし、その後FreeFormモデリングシステムでコインやメダルにデータを加工し、その結果をプリントアウト、という流れでご紹介するので、アプリケーションが非常にイメージしやすいと思います。

Artecのハンディスキャナは、手頃な価格ながら高機能。とにかく対象物の周りの空間をぐうぐるなぞるだけで、みるみる立体化できるという優れモノ。マーカーもいらないし、素人にも簡単に使えそうです。目の前にあるリアルなものをすぐにバーチャルに取り込むには、理想的なスキャナと言えそうです。しかも対象物の動きまで取れる!(うちのワンコもスキャンしてもらいたい~)

そしてスキャンをしたら、編集して出力!ですよね。

編集には、この手の作業では圧倒的なパワーを誇る"FreeForm"を使います。感覚的で使い手の思考を広げるデジタル・クレイ・システムのFreeFormなら、スキャナや3Dプリントとの相性もばっちり。

そして、最後は作ったデータの実体化。3DプリンターはV-Flash以外にも、有名なものが2機種登場します。ですので、V-Flashは、その特徴ともいえる、造形肌の綺麗なサンプルをお見せしたいと思っています。

その場でご自分の顔をスキャンして、その後3Dプリントサンプルをゲットできるチャンスです!

ご興味のある方は、すぐにお申込みください。
http://www.datadesign.co.jp/ArtecMH/support/private.htm

2010年5月25日火曜日

設計製造ソリューション展にて、3Dプリンターのラインが勢ぞろい

6月がやってきます。

今年もスリーディー・システムズは、DMS 設計・製造ソリューション展に出展いたします!
http://www.dms-tokyo.jp/
  • 開催日: 2009年6月23日(水)~25日(金)
  • 場 所: 東京ビッグサイト
  • ブース: 21-36
今年は弊社Value Added Partnerの、イグアス様、インクス様と3社共同ブースです。

今年は、大型の3Dプロダクションモデラーの ProJet 5000 をご紹介します。
ProJet5000は、ProJet3000の使いやすさと精密度を引き継ぎながら、最大500mmまで造形エリアを拡大した、生産能力の高い本格的な3Dモデラーです。 大型パーツはもちろん、細かい微細パーツを山ほど造形できます。

他にも、国内外のユーザ事例、光造形の新マテリアル、販売を開始した本体価格159万円の3Dプリンター"V-Flash"の最新パーツの展示など、いろいろ企画しております。

また、ちょっと楽しいデモンストレーションも計画中です。
是非お立ち寄りください。

無料招待状をご希望の方は、japaninfo@3dsystems.com までご連絡ください。


●同時開催:3D&バーチャル リアリティ展、機械要素技術展、医療機器 開発・製造技術EXPO

2010年5月18日火曜日

3Dシステムズ — 革命の進化

米国のTCTマガジンにて、3Dシステムズ本社の取材があり、
去年から5社の企業買収の背景や今後の目指すところなど、
最新状況について詳しく記事に書いてあります。

ただし・・英語です。しかも長文です。
ご興味ある人は、翻訳ソフトなど使って、ざっとながめてみてくださいね。

http://www.tctmagazine.com/x/guideArchiveArticle.html?id=11368


(抜粋)「3Dシステムズは、過去 12 ヶ月に注目度の高い発表と買収で非常に活躍してきました。・・・」

2010年5月17日月曜日

大阪、東京、名古屋で V-Flash展示します!

JBグループが一年に一回開催する"JB Group ITフォーラム"にて
V-Flashの実機が展示されます。

会場は大阪、名古屋、東京の3か所。
いずれもアクセスの良いホテルで、IT関係セミナーの併設の展示会です。
参加は無料(ただし、申し込みが必要)。

話題のV-Flashを 実際に見てみたい!
精巧なProJetのパーツサンプルを 見てみたい!
という方は、是非この機会をご利用ください。

■ フォーラムのご案内と申し込み
http://www.jbcchd.co.jp/it10/


【日時と会場】  時間はいずれも 12:30~18:00  

2010年5月10日月曜日

新マテリアル!?

まず画像を。。。


ProJet HD3000で作りました~

あれ、新素材かな?いいえ、実はこれ、中の骨の構造はサポート材(ワックス)なんです。

”Trapped Wax” つまり 造形パーツの中にワックスが閉じ込められた状態を、意図的に作ったものです。

●作り方: 
外側の3Dデータ(A)と中の構造体の3Dデータ(B)を用意し、A-Bのブーリアン演算を行って1つのデータにします。つまり中身が骨の形で空洞化された、シェル化された3Dデータですね。Bは完全にAの内部にあり、外側に通じる穴などはありません。

ProJetは支えとなるサポートを白いワックス(S100)で作りますが、EX200でUltraモードで造形すると非常に透明度が出るので、自然と中身のワックスが透けて見えます。

つまりデータを準備したら普通にプリントアウトするだけです。

簡単に、面白い効果を出せる手法ですね。
医療以外にも用途があるかもしれません。

2010年5月7日金曜日

ユーザ事例:燃料フィルター製造メーカにV-Flashが採用されました

様々な燃料用フィルターのフレームやケースのデザイン・試作用に、3DプリンターのV-Flashが採用されました。

ユーザである”UFI Filters社”はイタリアにある大手フィルター製造メーカです。オートバイや産業用エンジン、コンプレッサ、搬送車用などに、世界で45メーカに採用されています。


同社は以前、他社のABS樹脂を使った3Dプリンターでフィルターの試作をしていましたが、ABS樹脂は、石油系のオイルに対して浸食される性質があり、うまく使えませんでした。

その後、様々な3DプリンターやRP装置を試したところ、V-FlashのマテリアルであるFTI-GNレジンは、8日間ディーゼルオイルの中にパーツを浸してもほとんど浸食されないという結果が出ました。

現在は、フィルターフレームをV-Flashで試作、機能テストをするようになり、開発時間を短縮し、最終製品のパフォーマンス向上に役立っています。そのコストパフォーマンスや性能、そしてクオリティにご満足いただいております。

ユーザ事例:台湾の歴史建築物のデジタルアーカイブ事業にV-Flashが導入されました

台湾のデジタルアーカイブ事業にV-Flashが導入されましたのでご紹介します。

<ユーザ名>
China University of Technology 中国技研大学、台湾 
文化空間保存再利用興産業総研技術研究開発センター
Alex Yen氏
URL http://ccnt1.cute.edu.tw/cprc 

<主な機材>
  • 3D プリンター:V-Flash
  • 3D スキャナ: Riegl LMS-Z420i, Faro Laser Scanner LS 880, Leica ScanStation 2

<課題> 建築物の縮小したプロトタイプがないために論議やコミュニケーションが不足になり、締め切りに間に合わないという問題がありました。これを3Dプリンタによって解決したいと思い、導入を決めました。

<感想> V-Flashを使ってデータを造形することで、プロジェクトを簡単にそして素早く終了できるようになりました。また、他の3Dプリンターより価格が安いのに、仕上がりが綺麗でまた細かいところまで再現できるクオリティに、とても満足しています。


3Dスキャンした建築物をV-Flashで屋根の部分からプリントアウト
サポートを除去して仕上げをしたもの

2010年5月5日水曜日

秋葉原にて 『V-Flash』 発売記念オープンハウスを開催

5月13日~15日の3日間、秋葉原のUDX4階 「3次元形状を活用する会:3D-GAN」事務局にて 『V-Flash』発売記念オープンハウスが開催されます!

期間中、自由に来ていただき、自由に見学ができます。

ご提供はV-Flash総販売元のイグアスさんです。

詳細は、「3次元形状を活用する会:3D-GAN」事務局長の相馬さんのブログをご覧ください。

http://blog.goo.ne.jp/realfactory/e/c127a705780bbcaae932cef5508b14c5

  • 期間: 2010年5月 13日(木) 14日(金) 15日(土)
  • 時間: 10:00 ~ 19:00 (15日は 17:00 まで)
  • 場所: 秋葉原UDX 4階 「3次元形状を活用する会:3D-GAN」事務局
  • 事前申込: 不要  参加無料

2010年4月7日水曜日

サービス拡大

3D Systems社は2009年より今年まで半年の間に、4社のプロトタイプ専門会社、Acu-Cast社、AdvaTech社、Moeller Design社、Design Prototyping Technologies社 の株式を獲得しました。今後、アメリカでのパーツ供給サービスを強化していきます。

各リリース情報については以下をご覧ください。

●Acu-Cast社 2009年10月1日
http://www.3dsystems.com/newsevents/newsreleases/10_01_2009_3D_Systems_aquires_AcuCast_and_launches_parts_site.asp
様々なポストプロセス手法とその品質で定評があります。

●AdvaTech社 2009年11月24日
http://www.3dsystems.com/newsevents/newsreleases/11_24_2009_3D_Systems_Acquires_AdvaTech_Manufacturing.asp
航空宇宙、防衛、モータースポーツ分野で知られています。
Goodland, Indiana

●Moeller Design社 2010年2月16日
http://www.moellerdesign.com/
http://www.3dsystems.com/newsevents/newsreleases/02_16_2010_3DSystems_acquires_MoellerDesign.asp
"Quick-Cast™" やウレタン・キャストなど高精度のキャスティング技術 を持っています。

●Design Prototyping Technologies社 2010年4月6日
http://www.dpt-fast.com/
http://www.3dsystems.com/newsevents/newsreleases/040510_3D_Systems_Acquires_Design_Prototyping_Technologies.asp

2010年3月18日木曜日

再びデンタル情報

アメリカでは引き続き、デンタル分野がホットです。

①3Shape社との技術提携

2月23日、弊社スリーディー・システムズは3Shape社と、デジタル・デンタル・ソリューションにおける技術提携をいたしました。3Shapeの新しいパーシャル・フレームワーク・デザインシステムと、弊社のProJet DP3000の高い信頼性、精度を持った3Dプリント・パーツにより、ユーザはさらに利益を得ることができます。この新しいソリューションは、シカゴで行われた"LMT Lab Day 2010"にて初めて発表されました。


Viperで作った歯科模型上に、3Shapeのソフトから
ProJet DP3000で出力したデンチャーパーツ(緑)

プレスリリース記事:



② ProJet MD3000 歯科模型用3Dプリンター

LMT Lab Day 2010展では、他に新製品ProJet™ MP 3000が発表されました。
MP3000は、中小の歯科技工所向けの歯科模型製作用3Dプリンターで、intra-oral やimpression スキャナから取得されたデータから模型を造形します。

大手のラボでは、光造形装置のViperなどを利用し、さらに生産性の高いプロダクションを行っておりますが、中小のラボでは初期投資や設置環境などの条件が限定されるため、3DプリンターのソリューションとしてProJet MP3000をラインアップに加えました。

今後様々なスキャナとの連携により、さらにdigital denttistryが加速されるでしょう。


  MP3000 プレスリリース記事:
http://www.3dsystems.com/newsevents/newsreleases/03_03_2010_3DSystems_launches_ProJet_MP.asp


そして・・・日本でも大きな動きがあります!

日本歯科CAD/CAM学会が正式に設立し、3月28日に東京都市センターホテルコスモスにて設立総会・記念講演が開催されます。

今まで歯科CAD/CAMはジルコニアをマシニングセンターで切削する方法が主流でしたが、3D プリンターやRP、そして新しいスキャナやソフトウェアの普及により、さらに幅広いソリューションが生まれて来ています。

この学会設立により、日本でも歯科技工のデジタル化が大きく加速される予感です。
弊社も会員となりましたので、今後この分野での技術発展に、少しでも貢献できればと考えております。

★日本歯科CAD/CAM学会
  http://www.cadcam.jp/